★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

サザエさん症候群

2024年08月18日 11時47分29秒 | 徒然(つれづれ)
 日曜日の夕方の憂鬱、俗に言う「サザエさん症候群」はサラリーマンにはお馴染みだよね。
 人によっては『笑点症候群』や『ちびまる子症候群』とも言うらしい。
 私も在職中は、毎週とは言わないまでも、何度も経験がある。

 その憂鬱は、嫌な、しんどい、不安な、気苦労な、大変な仕事からくるものだ。
 極端な話、ほとんどのサラリーマン、いや、仕事についている人間は、仕事が嫌いで、できればやりたくないはずだ。
 しかし、生活のためにはやらざるを得ないよね。

 やりたくないことをやるわけだから、当然、憂鬱な気分になり、ストレスは溜まる。
 もちろん、中には仕事が好きで、月曜日が待ち遠しい、という奇特な人間もいるだろうけど、ここではそれはさておく。

「サザエさん症候群」は月曜日に出社して仕事を開始すると、不思議なもので、いつのまにか消滅している。
 たぶん、脳が仕事オンモードに切り替えて、憂鬱やストレスを感じないようにしているのだろう。

 例えるならば、「サザエさん症候群」とは、 身体に侵入した病原体と免疫機能が戦っている状態だ。
 そして、仕事オンモードとは、その病原体を駆逐、あるいは逆に受容した状態だ。

 ここでいう受容とは、脳が身体に対する影響は軽微と判断して、受け入れているのだ。
 それが溜まると、生活習慣病やアレルギーみたいに突然、精神性の病気となって発症するのだ。

 それを回避するにはどうしたらいいのか。
 一番いいのは「サザエさん症候群」など気のせいと達観して、Go to the schoolではないけど、とりあえず会社へ行けばいいのだ。

 出社してデスクに座ってさえいれば、大した成果を出さなくても、給料はもらえるしね。
 要は、昭和の昔の植木等みたいに、お気楽に考えたらいいのだ。

 真面目で、それができない人間は、趣味でも、恋愛でも、なんでもいいから、憂鬱を打ち消せる、楽しいものを見つけることだね。
 それが無理なら、定年退職での仕事の自然消滅を待つしかないな。
 憂鬱やストレスの原因となる、仕事や人間関係がなくなれば「サザエさん症候群」も霧散するしね。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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