精神衛生の最適化

　定年退職して引きこもり年金生活になって思うこと。
　一番のメリットはストレスが溜まらないことだ。

　在職中は、大きなストレスこそなかったけど、小さなストレスは多々あった。
　元来、ストレスは溜まらない性格だったけど、それでも意識、無意識のうちに小さなストレスは蓄積していたものだ。
　それは仕事における人間関係によるストレスだ。

　引きこもり生活で人との交わりがほぼなくなると、それに伴いストレスとは無縁になった。
　それで、ストレスの最大の要因は、人間関係ということをつくづく思い知った次第。

　逆に、知人の中には、定年退職により人間関係がなくなったことで、虚無感や疎外感によるストレスが溜まったという話も聞く。
　社交的で、ある意味、人に対する依存度が高い人間ほど、その傾向は顕著のようだ。

　その対策として、再就職やアルバイトをしたり、地域のコミュニティに参加したりして、意識的に新たな人間関係を構築しているようだ。
　人間関係を疎ましく感じ、孤独をこよなく愛する私としては、その気が知れない。

　まあ、人それぞれだから、それを批判するつもりはない。
　要は、精神衛生を平穏に保つためには、自身に合った生活環境を作ることが大切だ。
　

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。　そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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