★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

遠い夢の印税生活

2023年10月20日 12時57分09秒 | 徒然(つれづれ)
 定年退職後は執筆活動で、夢の印税生活を送ろうと、それこそ夢みたいな画策をしていた。
 在職中から、シコシコと拙い小説もどきを書いて、Amazon Kindle Storeにアップしていた。
 しかし、その印税収入は、最高で月1万円ほどで、とうてい生活費には遠く及ばない。

 定年退職したら、時間もあり余るだろうし、執筆活動にも身が入るだろうと考えていたが、現実はそんなに甘くない。
 人間、不思議なもので、忙しい時ほど、いろいろと面白い考えが浮かぶものだ。
 暇になると、脳の活動自体も暇になるようで、このところ新たな構想がとんと思い浮かばない。

 ベストセラーや名曲は、考え抜いた末のものではなく、ある日突然、天から降りてくるものだと、世の作家や作曲家は言う。
 さもありなんとは思うが、私には今のところ一向にその気配はない。
 自身でコントロールできるものではないので、気長に待つしかないが、残された平均寿命は長くない。

 下手な鉄砲も数打ちゃ当たる、という諺もあるので、そうしようと思っても、その数になるネタも浮かんでこない。
 引きこもり生活で、新たな体験や刺激がほとんどないので、それも仕方がない。 

 大喜利や替え歌みたいに、お題や元歌があれば、得意なのだが、いかんせん、完成形は小説の長さには全然足りない。
 作家における、お付きの編集者みたいな存在があればいいのだが、それも人付き合いが面倒な私には縁がない。
 有名人やインフルエンサーが、気まぐれで私の小説を読んで、拡散してくれないものかなぁ。

 まあ、やはり結論としては、天から降りてくるアイデアを待つしかないか。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
 読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。

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下手なギタリストへの提言

2023年10月20日 11時46分45秒 | ギター&ウクレレ
 私の趣味のひとつが、アコースティック・ギターだ。
 中2の時から始めたので、かれこれ50年以上の長きにわたる。

 その長さとは裏腹に、一向に上達しない。いわゆる下手の横好きだ。
 昔はエレキ・ギターにも手を出したが、ひとりで弾き語るには不向きで、早々に断念した。
 
 レベル的には、知っている曲でコード譜があれば、ストロークやアルペジオで弾き語りができる程度だ。
 残念ながら、聴かせどころのアドリブや、複雑なフィンガリング伴奏ができない。

 私と同じようなギター中級者というか、中途半端者は多いと思われる。
 そんな諸兄にお勧めしたい、いくつかのことを列挙したい。

 まずは、たぶん今後も上達しないはずだから、現状維持を心掛けることだ。
 自信のある曲が何曲かあれば、それをスムーズに弾けるように日々練習することだ。

 下手の横好きの檜舞台は、素人集団の仲間内のコンサートか、たまたまギターが置いてあるバーや飲み屋で、酔いに任せてリクエストされた時だろう。
 そんな時のための2、3曲を常備しておくといい。

 もし、そんな曲がなかったら、古いブルースの中から自分の実力に合った曲を探して、それをコピーすることだ。
 昔のブルースだと、3コードのブルース進行なので、コピーしやすいはずだ。
 ちなみに、私のお勧めはロバート・ジョンソンの『Sweet Home Chicago』やライトニン・ホプキンスの『Baby Please Don't Go』だ。

 メジャーペンタとかマイナーペンタなど、小難しい理論が必要なアドリブ奏法は、キッパリと諦めることだ。
 アドリブは有名ギタリストを聴くだけにしたほうがいい。
 なまじ手を出すと、泥沼にハマって時間を浪費してしまうだけだ。

 また、新たにギターを買うことがあれば、実力に合った廉価で質のいい中古を探すべきだ。
 そしてそれを一生モノとして大事にすることだ。
 趣味で弾くギターは2本までだ。それ以上は宝の持ち腐れだ。

 それと音は二の次、まずは見た目で選ぶべきだ。
 私は今まで、一般的な色のアコギを買ったことがない。
 ことごとく、サンバースト・カラーだ。
 下手なブルースにはよく合うと思っている。

 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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いつになれば老人になるのだろう

2023年10月19日 08時30分13秒 | 徒然(つれづれ)
 定年退職して早や5年が経つ。
 引きこもり年金生活なので、毎日が同じような日々の繰り返しで、その月日の流れの実感がわかない。
 子供の頃は永遠と思えるほど長かった5年の歳月は、今ではつい先日のように感じられる。

 来年は70歳、どんなに若作りしても、傍から見れば立派な老人かもしれない。
 正直、この歳まで生きるとは思わなかった。

 昔想像した老後は、白髪で腰の曲がった、動きの鈍い老人然とした、皺だらけのおじいちゃんだ。
 しかし、現実の私はそんな姿とはまだまだほど遠い、と自分では思っている。
 鏡に映る自分と、他人が見る自分では、どのくらいの年齢差があるのだろう。

 昔流行った『悲しき天使』という歌の一節を思い出す。
 歳とった主人公が、若い頃の行きつけのパブを覗いた時、窓ガラスに映った自身の姿にハッとする場面がある。

 " In the glass I saw a strange reflection. Was that lonely woman really me? "
  (窓ガラスに映る奇妙な影。その淋しそうな女は、ほんとうに私なの?)
 ここで言う、lonely womanには、寂しい女はもちろん、年老いた女という意味も含まれるのだろう。

 私は体力の低下は実感しているが、日常生活に支障を来たすほどでもない。
 精神年齢は、30代の頃となんら変わりはない。

 体力の低下と精神年齢がシンクロする時に、人は老人になるのだろう。
 私の場合、それはいくつになってからだろう。
 それはきっと重篤な病を得た時だろう。

 まわりの友人知人は、そんな病を得たと聞く。
 そんな彼らに、こちらから連絡するのも気が引ける今日この頃だ。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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プロ野球にCSは不要だ

2023年10月17日 15時48分13秒 | 徒然(つれづれ)
 プロ野球セ・パ両リーグのクライマックス・シリーズ(CS)が始まった。
 ファースト・ステージは、両リーグともにペナントレース2位チームが勝利した。
 両チームともに、アドバンテージの引き分け勝ちを利用せず2勝で決着した。

 明日からはファイナル・ステージだ。
 阪神とオリックスに1勝のアドバンテージがあるが、ペナントレース優勝のアドバンテージが、たったの1勝ではまったく割に合わない。
 実践勘の面では、ファースト・ステージを勝ち抜いた広島とロッテに多少の分がありそうだ。

 阪神とオリックスが勝っても負けても、CSの意義が疑問視されそうだ。
 勝てば、CSの必要性が、負けたらペナントレース優勝の意義が取り沙汰されそうだ。
 もし下剋上で、ペナントレース3位のDeNAとソフトバンクの日本シリーズになっていたら、それこそ、ペナントレースの価値がなくなってしまう。

 興行収入という面ではわからなくもないが、不評だった昔のパ・リーグの2シーズン制もなくなったことだし、来年からはCSを廃止したらいかがなものだろう。
 以前にも書いたが、ペナントレース中に、ある程度のゲーム差がついた時点で、ハンディキャップ制を導入したらいい。
 強いチームに、それなりのハンデを課すことには、たぶん異論もないだろう。


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チンペイ、お疲れさん

2023年10月17日 12時17分29秒 | 徒然(つれづれ)
 また1人、昭和の音楽シーンを彩ったミュージシャンが旅立った。

 谷村新司。

 私の中では、ソロとしてよりもアリスのチンペイとしての印象が強い。
 若い頃のラジオのパーソナリティやテレビ出演での、軽妙な語り口が思い返される。
 そのツボを押さえた楽曲も、同世代のさだまさし同様、独自の世界観を持っていた。

 74歳は平均寿命から考えると、若いと言わざるを得ない。
 80代を天寿とすれば、還暦から70代までが人生の晩年の過渡期と言えるだろう。

 80代で亡くなったのならば、さもありなんと思えるが、60代、70代では、今の時代やはり早過ぎる感がある。
 ミュージシャンという職業柄、若い時、あるいは絶頂期の無理がたたったのかもしれない。

 まあ、ミュージシャンに限らず、70代というのは体力や精神力の衰えがより顕著になる世代だ。
 私と同世代の人間でも、70歳になった途端、結構な病に罹った者も少なくない。

 体力の衰えは如何ともしがたいが、精神力の衰えは自身の考え方次第でなんとかなるものだ。
 要は、拙ブログで事あるごとに言っている、病は気から、明日は明日の風が吹く、といった先のことは考えず、お気楽で平穏な生活を心掛けることだ。
 
 

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【競馬】第28回秋華賞予想

2023年10月15日 11時28分28秒 | 競馬
 秋のGⅠ第2弾は牝馬三冠の最終戦、秋華賞だ。
 ファンの興味は、リバティアイランドの三冠成るか、の一点に尽きる。
 それを反映するように、単勝1倍台の断トツの鉄板人気だが、競馬に絶対はないという格言もある。

 果たして、リバティの三冠達成か、桜花賞、オークスでリバティの後塵を拝した馬や、別路線からの上り馬が阻止するか。
 桜花賞、オークスの勝ち方から、自在脚質のリバティの三冠がほぼ濃厚だが、それでは馬券的な妙味がない。
 かといって、リバティを負かすような馬は見当たらないし、リバティの死角も見当たらない。
  
 まずは例によって、過去10年のデータから消去対象馬の抽出だ。

 ▼単勝100倍以上
  ミシシッピテソーロ、エミュー、フェステスバント、キタウイング

 ▼前走重賞/OPで10番人気以下
  キタウイング

 ▼前走条件戦で2番人気以下
  フェステスバント、ピピオラ  

 ▼前走6着以下
  エミュー、キタウイング、グランベルナデット、コナコースト、コンクシェル、ソレイユヴィータ、ドゥアイズ、ラヴェル 

 ▼前走5着以下の関東馬
  エミュー、キタウイング、グランベルナデット、ミシシッピテソーロ

 ▼前走0.6秒以上負け
  エミュー、グランベルナデット、コナコースト、コンクシェル、ソレイユヴィータ、ドゥアイズ、ハーパー、ラヴェル 

 ▼前走ローズSで6番人気以下
  マスクトディーヴァ

 ▼前走紫苑Sで4番人気以下
  エミュー、モリアーナ、ミシシッピテソーロ

 残ったのはリバティアイランド、ドゥーラ、ヒップホップソウル、マラキナイアの4頭だ。
 好走しているのは、オークスからの直行、前走1番人気、4着以内で、当日人気別の実績は以下の通り。
 3番人気の1着5回、2番人気の2着4回が目立っている。

  1番人気 (3-1-1-5)
  2番人気 (0-4-0-6)
  3番人気 (5-0-2-3)
  4番人気 (2-2-1-5)
  5番人気 (0-2-1-7)
  それ以下 (0-1-5-117)

 オークスで2着馬に6馬身差圧勝の、リバティアイランドの三冠達成は90%以上堅いだろう。
 将棋の藤井聡太の八冠制覇も、リバティの三冠達成を予見しているかのようだ。
 しかし裏を返せば、あとの10%弱は他馬にもチャンスがあるということだ。

 ここはリバティ差し届かず、またはゴール前強襲され2着、という結果に一縷の望みを託して、リバティ2着固定の三連単で、春からの逆転可能馬、穴馬をピックアップする。

 逆転候補は、オークス2着のハーパー、桜花賞2着のコナコースト、押さえはオークス3着のドゥーラ、ローズS1着のマスクトディーヴァ、紫苑S1、2着のモリアーナ、ヒップホップソウル、大穴は池添鞍上のマラキナイアだ。

<結論>
 三連単フォーメーション12点
 1着②ハーパー3着④コナコースト
 2着⑥リバティアイランド1着
 3着②ハーパー③マラキナイア④コナコースト⑤ドゥーラ⑦マスクトディーヴァ2着⑧モリアーナ⑮ヒップホップソウル

<結果>ハズレ


拙著逆説ハズレ馬券ゲットのための十ヵ条 ただいまAmazon Kindle Storeにて絶賛発売中。

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食べ放題

2023年10月14日 21時47分43秒 | 徒然(つれづれ)
 巷では、バイキングやビュッフェに代表される、いわゆる食べ放題の店が人気のようだ。

 バイキングやビュッフェのように、多品種食べ放題がメインのようだが、焼き肉や寿司、串カツなど単一料理の食べ放題もあるようだ。 
 あのケンタッキー・フライド・チキンも、食べ放題専門店舗を出しているという。

 私はホテルのバイキングくらいしか知らないし、ビュッフェに至っては、今はなき新幹線のビュッフェしか思い浮かばない。
 かろうじて馴染みがあるのが、一部ファミレスのサラダバーくらいだ。
 
 食べ放題の対象は、金のない食欲旺盛な若者だろう。
 私も金はないが、そんなに食欲もない。

 もとより、食べ放題に魅力を感じるほどでもなかったし、今では歳をとり少食になったので元を取れそうにない。
 飲み放題だったら、まだ元を取れるかもしれない。

 テレビの大食い番組は、以前ほどではないが、たまに特番でやっているし、YouTubeでも流行っている。
 そんな番組や動画を見るにつけ思うのだが、大食い自慢が、食べ放題の店に大挙押しかけたら、店は対応できるのだろうか。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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ヘタウマほどレジェンドになれる

2023年10月14日 20時27分55秒 | 徒然(つれづれ)
 ロック・シーンにおける、ギターのヘタウマはご存知、ジョージ・ハリスンとキース・リチャーズだが、果たして歌のヘタウマは誰だろう。
 それは言わずもがな、ボブ・ディランとミック・ジャガーにトドメを刺す。

 ヘタと言っても、もちろん音痴ではない。
 要は、決して譜面通りに歌わないのだ。

 ディランは面倒くさそうに崩して歌うし、ミックに至っては、英単語さえも正しく発音しない。
 昔のブルースマンを彷彿とさせる歌い方だ。
 YouTubeではプロからアマチュアまで、ふたりのコピーというか、カバーをしているが、完全コピーは到底無理みたいだ。

 また、ライブやステージごとに、同じ曲でも歌い方が明らかに異なる。
 ミックの場合は、ストーンズの中で、キースのヘタウマギターと完璧にシンクロしている。

 そんなふたりの独特な歌唱だが、これがなんというか、聴衆への訴求力が半端ない。
 特に、大勢のバックミュージシャンを従えた、ビッグ・ステージで、それが遺憾なく発揮される。
 なんの違和感もなく、ふたりの個性や味わいとして受け入れられ、ハートが揺さぶられるのだ。

 ふたりにしか出せない、唯一無二の雰囲気やテイストは、第一線での長年の活躍から生み出されたものだろう。
 ディランなど、他の有名ミュージシャンのライブにゲストで登場しただけで、場の雰囲気が変わるのがわかる。
 そこでまた面倒くさそうにダミ声で歌うのが、バッチリとキマっているから堪らない。

 そこが普通の有名ミュージシャンとレジェンドとの違いなのだろう。
 ギターもそうだが、歌もテクニックではない。
 経験に裏打ちされたハートなのだ。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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サラリーマンは気楽な稼業

2023年10月14日 16時18分52秒 | 徒然(つれづれ)
 サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ、とは高度成長時代に、日本一の無責任男、植木等が放ったセリフだ。
 しかし今では、サラリーマンも気楽な稼業とは縁遠くなった。

 終身雇用や年功序列制度が崩壊し、一部のブラック企業や同族企業を除き、実力主義が大勢を占めるようになった。
 実力といっても、派閥や処世術、あるいは人間関係などの運も、その中には含まれる。
 
 サラリーマンにとって、異動や転勤はつきものだ。
 特に引っ越しを伴う転勤は、本人だけでなく、家族にも影響を及ぼす。
 栄転ならまだしも、左遷だと目も当てられない。

 異動にしても、傍流部署や閑職への異動は、出世や昇進の道が閉ざされたも同然で、本人のモチベーションもだだ下がりだろう。
 
 私のサラリーマン時代を振り返って見ると、ある意味、気楽な稼業だったとも言える。
 転職で途中入社した会社は、バブル景気に乗り、中小企業からあれよあれよの間に、東証一部へと上り詰めた。 

 業務内容も、前職とは雲泥の差で、お気楽そのものだった。
 別に手抜きをしたり、サボったりしていたわけではない。

 ノルマがあったわけではないが、仕事はちゃんとこなしていた。
 評価的にも、可もなく不可もなくだったはずだ。

 転勤の候補にも2回ほど上がったものの、幸いにも避けられた。
 社内異動は幾度か経験したが、業務内容が大きく変わることはなかった。

 定年までに管理職まで昇進したので、私的には上出来なサラリーマン生活だった。
 
 

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王将味変考

2023年10月13日 19時27分36秒 | 徒然(つれづれ)
 餃子の王将ブランチは、私の週イチのヘビーローテーションだ。
 自宅から徒歩1分のところに、売上日本一の王将空港店があるので、それもむべなるかなだ。

 その店に通い始めて、かれこれ38年になる。
 王将自体には大学入学時からだから50年になる。
 ギネス級のヘビーユーザーとして、王将から感謝状をもらいたいくらいだ。

 食べる料理は決まっている。
 餃子はマストアイテムで、主菜は基本的にはニラレバ炒めか回鍋肉の二択、たまに中華飯か味噌ラーメンだ。
 友人、知人には、よく飽きないな、と言われるが、飽きを通り越して、今や慣れの域だ。
 
 そこで思うのだが、味変の一環として、ニラレバと回鍋肉の味付けを入れ替えたらいかがなものだろう。
 注文時に要望しても、たぶん断られると思うので、あれこれ考えて、ある方法を思いついた。

 まず、ジャストサイズ(ハーフサイズ)のニラレバ炒めと回鍋肉を注文する。
 普通サイズだと食べきれないのと、万が一の失敗の時の保険だ

 ニラレバの具を取り皿に移し、残った汁に回鍋肉の具を入れて混ぜ合わせる。
 回鍋肉の汁には、ニラレバの具を入れて混ぜ合わせる。
 それぞれの具は、よく汁気を切ってから移し替える。

 まだ試していないので、次回ぜひ試してみよう。
 

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年老いたギター小僧

2023年10月12日 14時23分20秒 | ギター&ウクレレ
 私の趣味のひとつがギターの弾き語りだ。
 もちろん、下手の横好きで、50年以上やっているが、一向に上手くならない。
 今では昔と違い、YouTubeにいろんな曲のレッスン動画があるので、それを参考に日々シコシコと練習に励んでいる。

 私が大学生の頃は、ギターを弾ける人間が今ほど多くはなく、下手なりにも弾けるというだけで、優越感に浸れたものだ。
 1回生の時に、学生会館のホールで開催された同好会のコンサートで、100人以上の観客の前で、同級生とふたりで、サイモン&ガーファンクルの曲を演奏したのが、今となっては非現実のように思われる。

 3曲だけだが、よくもまあ、大観衆の前で間違わずに弾けたものだ。
 当時は猛練習すれば、もしかしたらプロに近い腕前に上達するかもしれないという、淡い期待を持ったものだ。

 それが今や、中学生でもプロ顔負けのテクニックのギター小僧がいる。
 YouTubeでそんな動画を見るにつけ、己の下手さ加減に滅入る今日この頃だ。

 とりあえず、エレキの速弾きやアドリブでは遠く及ばないと悟り、今はアコギで古いブルースのコピーをやっている。
 そんなブルースだと、速弾きは必要ないし、コードも3コードがほとんどなので、あとは個性でなんとかごまかせそうなのだ。
 エリック・クラプトンは到底無理だが、極端に音数の少ないBBキングなら、なんとかコピーできるような気がする。

 プロになるのは、とっくの昔に諦めているので、何かの折、ギターを弾く場面に遭遇した時に、古いブルースを渋く弾いて聴かせるのが私のささやかな夢だ。


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思い込みによる勘違い

2023年10月12日 12時59分07秒 | 徒然(つれづれ)
 ゴルフの松村道央プロが、日本オープンのスタートに遅刻し、失格したという。
 私はゴルフをやらないので詳しくないが、日本オープンは国内ゴルフ大会で最も権威のある大会らしい。
 当然、選手にとっては、大会に懸ける意気込みは相当なものだろう。

 松村プロは、午前スタートを午後スタートと勘違いしていたらしい。
 ゴルフ人生を左右しかねない大会を、自らのボーンヘッドで失格したのだ。
 この日のために相当な練習を積み、いろいろと準備をしてきたはずで、その胸中やいかばかりだろう。

 人は完璧ではないので、自らの思い込みによる勘違いで、大切な場面において失敗することはあるだろう。
 ここまで大きなミスはないが、私にも仕事上でのそんな経験は少なからずある。

 やはり、多いのは商談の日にちや時間、待ち合わせ場所の勘違いだ。
 仕事上での勘違いは、少なからず仕事に影響をもたらすこともある。

 一番痛かったのは、取引先のなかなか会えない偉いさん同席の商談に、先方の会社の最寄り駅を勘違いした時だ。
 その駅間の距離は時間にして4、50分ほど離れていた。ロスタイムを入れると1時間以上かかる。

 気づいた時には、一瞬、凍り付き、そのあと脱力してしまった。
 まずは電話で平身低頭、詫びを入れたが、結局、先方の都合もあり、商談は流れてしまった。

 私のサラリーマン人生を、左右するほどのものではなかったものの、苦い思い出として脳裏に焼き付いている。
 大事な用件だと十分に気をつけていたにもかかわらず、得てして起きるのが、そんな思い込みによる勘違いだ。

 それはどうしようもないので、事後の対応が重要だ。
 その対応策も日頃から考えておくことだ。
 一番効果的なのは、親や家族が倒れたという言い訳だろう。
 

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所変われば言葉も変わる

2023年10月10日 11時05分44秒 | 徒然(つれづれ)
 私の出身地は、九州の辺境、佐賀県の伊万里だ。
 都道府県の認知度ランキングでは、鳥取や島根と最下位争いをしているド田舎の県だ。
 ちなみに、九州の8県を挙げてみろと言われて、沖縄と並び、最後に出るか出ないかの県だ。

 そんなわけで、京都の大学に入学した頃は、出身地を聞かれるのが嫌だった。
 返答に窮して、焼き物の町、伊万里だと答えていた。
 出身地を聞かれた神奈川県の人間が横浜、兵庫県の人間が神戸と答えるのに似ている。

 佐賀県出身のハードボイルド作家、北方謙三も、出身地を唐津と言っている。
 あの豪放磊落に見える、北方謙三でさえも、佐賀県出身というのが恥ずかしかったようだ。
 
 また、入学当初は、田舎者と思われるのが恥ずかしくて、使い慣れない標準語で話していたものだ。
 しかし、京都で標準語は大いに違和感があった。ましてや九州訛りだ。
 学生のほとんどが関西弁だったので、これはいかん、とばかりにテレビの吉本新喜劇や関西ローカルの番組で、必死に関西弁を覚えたものだ。

 そんな付け焼刃は、やれアクセントが違う、やれイントネーションがおかしい、と周囲に笑われたものだ。
 やっと馴染んだ関西弁も、夏休みに帰省したら、地元の連中に、関西かぶれと揶揄されたものだ。
 夏休みが終わり、京都に戻ると、また九州訛りが出て、矯正するのに苦労した。

 今では私の関西弁も、ノンネイティブ程度までにはなったと自負しているが、たまに関西育ちの人間から、おかしな関西弁と指摘されることがある。
 同じ日本語でこれだから、日本人の英会話は、ネイティブには、ほとんど変テコリンに聞こえていることだろう。
 

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住めば都

2023年10月08日 12時59分53秒 | 徒然(つれづれ)
 住めば都、とはよく言われる。
 どんな所でも、住み慣れたら、そこが居心地のいい都のように思われる、という意味だ。

 高校生の私は、それを、住むのなら都(=都会)がいい、という意味だと思っていた。
 そこで大学は絶対に東京にしようと思っていた。

 東京と言っても、もちろん東京大学ではない。
 慶応や早稲田も当時の実力では怪しかったので、東京六大学の残りのどれかでいいと思っていた。

 そんな私の考えに、親や親戚は、東京は遠いぞ、怖いぞ、冷たいぞ、などと半ば脅し、半ば宥めにかかった。
 結局、周囲の反対に負けて、親戚の住む大阪に近い、京都の大学を選んだ次第。

 東の京都の東京都より、本来の京都だ。
 京都の大学と言っても、もちろん京都大学ではない。
 御所の前のD大学だ。

 京都は教科書で習った、寺社仏閣に代表される千年の古都ではなかった。
 九州の辺境の田舎育ちの私にとって、そこは十分すぎるくらいの都会で、かつ日本を代表する観光地だった。
 やっぱり、住めば都だ、とまだ間違って感じたものだ。

 ほどなく、友達に本来の意味を教えられて、住み慣れるほどに、なるほどな、思った次第。
 逆に、当初は煌びやかな都と感じた京都も、住み慣れると、ただの学生の街にランクダウンしてしまった。
 もちろん、住みにくいということではなく、行動範囲も限られており、それなりに住み心地は良かった。

 今では京都に住んでいた12年間を遥かに超える、38年間を大阪で過ごし、京都は遠い追憶の街になってしまった。
 たまに訪れても、当時の面影はほとんど残っていない。
 

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捨てられない背広

2023年10月07日 14時01分59秒 | 徒然(つれづれ)
 衣替えのためにタンスを開けると、革ジャンやGジャンが幅を利かすスペースの隅に、サラリーマン時代の背広やブレザーが掛かっていた。
 令和世代には、背広というよりスーツと言ったほうが通りがいいかもしれないが、中高生の学生服同様、背広はサラリーマンの制服だ。

 就職活動時に初めて着た背広は、当時流行りの、アラン・ドロンが宣伝するダーバンだった。
 当初は着慣れない背広に肩が凝ったものだが、就職して毎日着るようになるとすぐに馴染んだ。
 それとともに、学生時代が遠い過去のように感じたものだ。
 
 タンスの背広は、クリーニングには出したので、嫌な匂いはしないが、在職中のあれやこれやの想い出が、そこはかとなく香っているようだ。
 もう着ることはないだろうが、捨てるには忍びないので、まだとってある。
 断捨離とは縁遠い訳だ。

 ひと世代上の、ファッションに無頓着な人間だったら、普段着として着古すに違いない。
 ファッションにこだわりのある私としては、そんな野暮なことはできない。

 今後どうしたものだろう。
 まさか、ヤフオクやメルカリに出すわけにもいかない。
 たぶん、私が死んだら、家内が処分するだろうが、それまではタンスの肥しとして眠っているのだろう。
 

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