在職中から、シコシコと拙い小説もどきを書いて、Amazon Kindle Storeにアップしていた。
しかし、その印税収入は、最高で月1万円ほどで、とうてい生活費には遠く及ばない。
定年退職したら、時間もあり余るだろうし、執筆活動にも身が入るだろうと考えていたが、現実はそんなに甘くない。
人間、不思議なもので、忙しい時ほど、いろいろと面白い考えが浮かぶものだ。
暇になると、脳の活動自体も暇になるようで、このところ新たな構想がとんと思い浮かばない。
ベストセラーや名曲は、考え抜いた末のものではなく、ある日突然、天から降りてくるものだと、世の作家や作曲家は言う。
さもありなんとは思うが、私には今のところ一向にその気配はない。
自身でコントロールできるものではないので、気長に待つしかないが、残された平均寿命は長くない。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる、という諺もあるので、そうしようと思っても、その数になるネタも浮かんでこない。
引きこもり生活で、新たな体験や刺激がほとんどないので、それも仕方がない。
大喜利や替え歌みたいに、お題や元歌があれば、得意なのだが、いかんせん、完成形は小説の長さには全然足りない。
作家における、お付きの編集者みたいな存在があればいいのだが、それも人付き合いが面倒な私には縁がない。
有名人やインフルエンサーが、気まぐれで私の小説を読んで、拡散してくれないものかなぁ。
まあ、やはり結論としては、天から降りてくるアイデアを待つしかないか。
ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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