付き合いのある友人知人は、大学時代の同級生数人と、会社関係の数人だ。
ばんばひろふみのSACHIKOじゃないけど、両手で十分足りるんだよね。
当然、すべて前期高齢者だ。
平均寿命を考えると、たぶん、喧嘩別れすることもないだろうし、それが終の友人になるのだろう。
私が定義するところの友人とは、真面目な話2割、へらず口やバカ話8割の付き合いだ。
お互いの私生活には踏み込まず、会えば間断なくとりとめもない世間話に花が咲く、つかず離れずの仲だ。
いわゆる、気の置けない仲というやつだね。
会う頻度は、同級生が季節に1回くらい、会社関係が毎月1回のペースだ。
それくらいがマンネリ化せず、人恋しさもほどほどでちょうどいいんだよね。
今はネットがあるので、LINEでの世間話が、会わない期間を埋めてくれる。
病気で外出が不可能になっても、LINEでのやり取りはできる。
別れがあるとすれば、この歳だし、誰かが亡くなった時だろう。
ひとつ決めているのは、もし誰かが亡くなっても、葬式には行かないということだ。
未来のある結婚式ならともかく、死んでしまった人間に未来はない。
この歳まで生きてきたのだから、当人も本望だろうし、大層な葬式は望まないはずだ。
残った連中で、弔いの酒を飲んで、思い出話をしながら偲んでやることくらいだ。
もちろん、私の場合もそれを踏襲してもらいたい。
急に、連絡が途絶えたら、深追いせず、静かにフェイドアウトさせてほしい。
ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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