ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

不思議なお正月 その2

2007-01-04 09:08:14 | スピリチュアル
お寺に泊り込んで坐禅をする、というと、当然ある種の緊張感があって、
普通はシャキっとした気分で過ごすのですが、
そのお寺はなんとなく違う雰囲気。

最初からお茶を飲みながらお菓子を食べて、楽しくおしゃべり。
そのお菓子もキットカットだったり、スニッカーズだったりして。

さて、晩課の時間になって、観音経などのお経をあげることに。
おおお、早いこと早いこと。早口言葉のようなすごいスピード。
三拝も早い早い。いつもの3倍ぐらいで、ついていけない!

夕食(薬石:やくせき)は午後5時から。
曹洞宗では応量器(おうりょうき)と呼んでいる器を使って食べます。
でも、お作法はどちらかといえばシンプル。
器を出して準備をするときに般若心経を唱えながらやります。
その般若心経がまた早いこと早いこと。
そして、ロシア人とドイツ人の作ってくれた和風のご飯。
粕汁、大根の和え物などいただきました。

午後7時からはいよいよ坐禅。
お正月の準備で忙しく、結局のところ
ほとんどお会いすることはできませんでしたが、
ここのご住職は二つのお寺を兼任していて、
普段は坐禅堂のあるもう一つのお寺のほうにいらっしゃいます。
それで、わたし達の滞在しているほうのお寺には
坐禅堂はなくて、本堂で坐禅。
いつものような高さのある坐蒲ではなく、ぺっちゃんこの坐蒲と
座布団を二つに折ったものの上に座ります。
これがちょっと低すぎて、座りにくかったですね。

寝るのは午後9時。最初の日は毛布2枚使いましたが、寒かったです。
そう、亀岡は盆地で、冬はかなり冷え込みます。
でも、ストーブがあるのは、みんながおしゃべりをする部屋だけ。
本堂はもちろん、食事をする部屋にもストーブはありません。
そして、坐禅のときは当然としても、食事をするときも
靴下をはいてはいけないことになっているのです。

今回一番大変だったのは寒さ。早朝と夜はかなり寒かったです。
(続く)
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