商品は西から。

スーパーやコンビニで、地震直後に消えていたものは
ほとんど戻ってきています。

菓子パン、カップ麺、おにぎり、牛乳、お米、卵。

水は相変わらずありません。

一方、納豆とヨーグルトが消えてしまいました。
計画停電とパッケージの関係だそうですね。

仕入れ元もかなり変わりました。
西のほうから商品がやってきているようで。

千歳烏山にある地元スーパー、シミズヤでは、
納豆がしっかり入荷していますが、
これまでに見なかったメーカーが並んでいます。
どこのメーカーかと見てみると、熊本から！
遠路はるばる、熊本から納豆がやってきていたのです。

牛乳も兵庫や栃木など、これまでに見たことがない
メーカーのものが並んでいたりします。

蒜山のパック入り牛乳は前から売っていますが、
今回初めてビン入り牛乳を見かけ
半額になっていたので買ってみました。

日本ではもう滅多に見ないノンホモ牛乳、
つまり、限りなく原乳に近いものです。

ビンのふたを開けてみると、
あああっ！すごい。脂肪分が上で層になって
固まっていたのです。

わぁ～、本物。ミルクティーにして飲もうと思って
買ったわけなので、願ったり叶ったりです。

今からン十年前のこと。
初めて行った海外旅行のイギリスで
おいしいミルクティーに感動して、
紅茶をたくさん買ってきたものの、
あちらで飲んだようなおいしいミルクティーには
決してならなかったのですね。
水と牛乳のせいだと確信しました。
（少なくとも当時は）あちらの大きなビン入りの牛乳は
上に脂肪分が層となるような牛乳でした。
それでイギリス式に濃くいれた紅茶と
その牛乳でミルクティーにして飲むと、これが絶品！

思わぬところで、蒜山のビン入り牛乳に出合い、
おいしいミルクティーの再現ができたのです。

さて、群馬県の物産を扱っている店（Farm Do烏山店）では、
出荷制限が出てしまっているホウレンソウ以外は
どれもたくさん売っていました。
ほかの店では消えてしまったヨーグルトも並んでいるし、
川場の名産、のむヨーグルトも。

川場は計画停電に入っていないようなので、
問題なくできているのでしょうね。

正直言って、ある野菜だけ出荷制限が出ていて、
それ以外は安全です、安心して食べてください、
そう言っているのですが、
それはそれで疑問に思いますよね。
どの野菜にも同じような物質が降りかかっている、
それが残っているかどうか、吸収されているかどうか。

そう考えてもおかしくはないはず。

やっぱりこの問題、複雑なものを感じます。