ホリスティックライフ in 世田谷

都会の中の田舎に住み、ウキウキ、ワクワク楽しく暮らす。
キーワードは、ホリスティックライフ。

家庭の消費電力が5倍に

2011-04-09 11:01:49 | 東日本大震災
石油ショックの時よりも、
家庭の消費電力が5倍になっている。

これ、真剣に考えてみる必要がありますね。
以下、市民生活のレベルの話に絞って、です。
企業や工場に関しては今回ヌキ。

電気を安定して供給するのが電力会社、
それは当たり前です。
が、今回の大震災・原発の事故によって、
電力が不足するようになり、
みんなが不便を強いられている、
みんながちょっと困っている、
そんな状態が続きました。
夏に向けて、もっと不足するため、
その対策が考えられている。

ですが、これまで
電気を好き放題に使って、
電気が使えなくなる、ということも考えず、
あたかも、電気が無限にあるかのように勘違いして、
それにさえも気がつかず、
空気と同じような感覚で使ってきた、
そんなことはありませんか。
便利さだけを求めて、また、進歩だと勘違いして、
どんどん電化製品を買い続けて、
家には電化製品があふれていませんか。

近年になって環境問題が叫ばれるようになり、
少しは目覚めた人も出てきましたが。

石油ショックの時は、まだ大人になっていなかったので
家でどれくらいの電力を消費していたかは分かりません。
でも、記憶の限り、家にあった電化製品を考えてみると、

テレビ、冷蔵庫、エアコン(家に1台のみ)、扇風機、炊飯器、
トースター、こたつ、掃除機、ドライヤー、カセットデッキ、アイロン

ぱっと思いつくのはそれぐらいでしょうか。

電話はもちろん、電話線が来ているから、
家の中では電力は不要でした。

今なら、たいていどこの家にもありそうなものは、

電子レンジ、電気ポット、電気カーペット、
パソコン、携帯電話、スマートフォン、デジカメ、各種ゲーム機

でしょうか。もっとあるのかな。ステレオ、コーヒーメーカーとか。
なにしろ、消費電力が5倍ですから。
省エネタイプの電化製品があふれているのに。
とにかく電気の力を借りないと動かない、
そんなものばかりが増え続けているのですね。

電気だけでなく、電池が必要なものもたくさん。

もちろん、石油ショック当時の生活に戻ろう、
と言っているのではありません。

それよりも、電気を使いまくって当たり前、
だった生活をもっともっと見直そう、
そちらのほうが言いたいのです。

電気を無限にあるものと勘違いして、
どんどん使ってきたから
電力不足にならないように原子力の力も
借りざるをえないようになった、
その状況をつくり上げてきたのは
自分たちなのです。

何度もしつこく書いていますが、
目の前の節電ばかりに気をとられずに、
もう一歩、二歩進んで、
限りあるエネルギーについて考えてみませんか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする