虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

やはり課題は・・・

2010-07-02 17:19:25 | スポーツ
サッカーワールドカップの日本代表「岡田ジャパン」の挑戦が終わった。
ここ数日は、ニュースも新聞もその話題が中心でした。

戦前予想が芳しくなかった割には、大健闘だったと思います。
私は、予選リーグですんなり(?)3敗すると思ってましたから…

今回の総括記事もアチコチに載っていて、パラパラと見ましたが、やはり日本代表の課題は「ストライカーの育成」「攻撃の精度を高める」「決定力不足の解消」などなど。

この問題は、いつになったら解消されるのだろうか?

日本人の国民性・民族性を考えると、攻撃の前線であり、点取り屋のFW(フォワード)には向いていないと思っている。
それに加えて、教育制度が微妙に影響を及ぼしていると思うのだ。

日本の教育は、昔から「減点主義」が一般的で、失敗が許されない傾向が強い。
サッカーだけでなく、攻撃を要するものには、類稀な攻撃精神と積極果敢なチャレンジングスピリットが求められる。

そのためには、個々の意識改革はいうまでもなく、教育も「減点主義」ではなく「加点主義」へ移行していくことが必要ではないだろうか?

このままではいけないと思いながらも、なかなか変革しようとしない現代の日本人。
これからの時代に頭角を現すのは、周囲にバカだと言われ(思われ)ようが、目標に向かって積極果敢にチャレンジする熱い心意気を持った人間だと思う。
私も少なからずその傾向があるし、それを志向しているのだが、(周囲の皆さんには)厄介なことも多いと思います。この場を借りて、お詫びします。

しかし、数多くのチャレンジが、後々大きな財産になり、他とは異なる分野(世界)を構築する上で、重要な通過点だと認識しながら、日々新たなチャレンジをしている。

このような毎日は、決して精神的にラクではない。
しかし、自ら信じる道へ進む覚悟と勇気を持った人材(俗にいう「○○バカ」)が、疲弊した現代社会には必要だと痛切に感じている。
このような「バカ」を生み出す土壌が出来なければ、サッカーの攻撃不足が解消されることはないし、社会の混沌を打破することも出来ないように感じる。

サッカー界だけではなく、日本社会のアチコチに個性豊かな「バカ」が出てくることを切に願うばかりです。
私もそのうちの1人(「何バカ」かなぁ?)になれるように、日々研鑽していきます。

昔から「バカ」が世の中を動かしていくのだ!これは世の常です。