我が国の工業製品の品質の良さは、今でも世界で1~2を争うレベルだと思う。
しかし、近年の製品を見ていると、品質は間違いなく上がっていて、価格も値ごろになってきているのだが、どうにも「味わい」が少ないような気がする。
重箱の隅をつつくような形で研ぎ澄ませて行くと、最終的にはなんとなく無機質でヤミツキになる風味が欠けると思うのだ。
人間もそうだが、凡人は完璧な人間に憧れてはみるものの、反面でソツがなさ過ぎて、どこか面白みに欠けるということはないだろうか?
工業製品でも同じような気がします。
とかく現代では、効率やバランスを重視する傾向が強いと思う。
それに反して、人々がホントに欲するものは、ややアンバランスなものなのではないか?と感じる。
そこに共感が生じるのかは分からないが、欠点を覆い隠す明確な長所があれば、人間はその魅力に引き寄せられる習性があると思う。
工業製品であれば、どこのメーカーが作ったか、見たり使ったりすれば、どこからともなく滲み出てくる味わいが、最近の製品には不足しているような気がしてなりません。
ps、写真のクルマは、かつてマイカーとして所有した中で最高にお気に入りのクルマです。このクルマは欠点もありましたが、それを覆い隠す長所があり、そこに心底惚れ込んでました。最終的には、アチコチが壊れてきてしまい、手放してしまいましたが…。
しかし、近年の製品を見ていると、品質は間違いなく上がっていて、価格も値ごろになってきているのだが、どうにも「味わい」が少ないような気がする。
重箱の隅をつつくような形で研ぎ澄ませて行くと、最終的にはなんとなく無機質でヤミツキになる風味が欠けると思うのだ。
人間もそうだが、凡人は完璧な人間に憧れてはみるものの、反面でソツがなさ過ぎて、どこか面白みに欠けるということはないだろうか?
工業製品でも同じような気がします。
とかく現代では、効率やバランスを重視する傾向が強いと思う。
それに反して、人々がホントに欲するものは、ややアンバランスなものなのではないか?と感じる。
そこに共感が生じるのかは分からないが、欠点を覆い隠す明確な長所があれば、人間はその魅力に引き寄せられる習性があると思う。
工業製品であれば、どこのメーカーが作ったか、見たり使ったりすれば、どこからともなく滲み出てくる味わいが、最近の製品には不足しているような気がしてなりません。
ps、写真のクルマは、かつてマイカーとして所有した中で最高にお気に入りのクルマです。このクルマは欠点もありましたが、それを覆い隠す長所があり、そこに心底惚れ込んでました。最終的には、アチコチが壊れてきてしまい、手放してしまいましたが…。