虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

育成・強化と結果の狭間

2013-04-24 09:00:00 | スポーツ
昨年のパ・リーグ王者ファイターズが苦しんでいます。
2人の主力選手(田中、糸井)が抜け、戦前から戦力ダウンは言われていましたが、その割には良く戦っているのではないかと思います。

21試合を終了し8勝13敗(勝率.381)
内容からすれば、借金7~8であっても不思議でないと思います。
まだ20試合を通過したに過ぎません。

40試合経過までは、現状での過不足をしっかり認識し、出来る範囲で手当てすればいいのではないでしょうか?
トレードなどもまだできるんだから。

打率、防御率ともリーグ最下位なので、自ずと結果が伴わないのも仕方がありません。
ただこれが佳境となる9月じゃなくて良かったと前向きに捉えるべきでしょう。

ファイターズの戦力から類推すると、年間に65敗はするのだから「まだ52敗はできるのです」
そう考えると、気がラクになります。

また、かつて所属した新庄じゃないけれど「野球を楽しむ」気持ちが失われているように感じます。
プロといえども、楽しまなくちゃ…

今季は失策も目立ちます。
大きく若返った戦力からすればミスも伴うことは球団もベンチも織込済みでしょう。

問題はミスの質です。
積極的に試みた結果がミスであれば、技術不足なのだから、練習を積み重ねるのみです。
ただ繰り返し、同じようなミスを重ねるのは学習してないと同じなので罰せられるべきでしょう。

あとは積極的と雑をごちゃごちゃに認識している場合も若い選手の場合にはみられます。
そこはコーチなどの首脳陣がしっかりと指導し、本人の自覚を促すような意識付けをしていく必要があるのではないでしょうか?

まだまだ慌てる時期ではありません。
現状をしっかり把握し、修正が必要な局面になったら手を加えるのが首脳陣の役割です。

今年は育成・強化が、ファイターズの大きなテーマだと感じています。
だからキャンプ直前に栗山監督との契約を延長したのでしょうから。
ファンもそこらをしっかり認識して見守ってあげないと、ちょっと可愛そうかなぁとも感じています。