デイリースポーツより。
覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け、現在執行猶予中の元プロ野球選手・清原和博氏が6日、都内で行われた依存症の理解を深めるための啓発イベント「誤解だらけの“依存症” in 東京」に登場した。
事件後初のイベント出演となる舞台に立った清原氏はスーツ姿で髪は短くアゴのヒゲは白く、やや太った印象。180人の来場者を前に「こんばんは、清原です」と口を開くと、オファーを受けた際の心境を問われ、「正直、逮捕されて3年になるんですが、コツコツと治療してきて、それが、厚生労働省に認めていただき、うれしい気持ちです」と笑った。出演に迷いはなかったか問われ、「少しでも自分のように苦しんでいる人たちのためになればと思い、すぐ自分で決めました」とうなずいた。<了>
自らの過ちと真摯に向き合い、更正したい気持ちが強ければ道は開けるだろう。ただ治療は長い道のりであろう。心が折れることなく、日々を大切に過ごさないと積み重ねた努力は無駄になる。周囲も甘やかすことなく、かといって突き放すことなく、接して欲しい。それが本人のためだから。