虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

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2020-11-20 07:00:45 | 社会
毎日新聞より。

経営する小学校受験塾に通う幼稚園の男児を逆さづりにして目にけがをさせたとして、神奈川県警高津署は18日、「アビリッズ幼児教室」(川崎市高津区)代表の田中励容疑者(49)=同区諏訪2=を傷害の疑いで逮捕した。
「言うことを聞かなかったので指導の一環でやった」と容疑を認めている。

逮捕容疑は8月19日、塾内で男児(6)を数十秒間にわたって逆さづりにし、目が内出血する軽傷を負わせたとしている。
同署によると、事件があったのは授業中だった。

帰宅した男児が家族に相談して発覚した。
同署はほかの生徒に対しても暴力行為がなかったか調べる。<了>

「言うことを聞かなかったので指導の一環でやった」

これが教育(指導)なのか?と言いたくなる。
単なる行き過ぎた指導、もっと言えば虐待ではないか。

小学受験塾に関しては、運動指導をしている未就学児で、受験のために運動指導を少しの間お休みして、そちらに通っているお子さんがいます。
親御さんとメール等でやり取りする機会がありますが、結構しっかりと教育・指導をしているようですね。
挨拶の仕方や物事の取り組み方から、お友達との接し方まで(コミュニケーションも含めて)、5~6歳の子どもたちにはしんどい内容もあるようです。
それもこれも受験合格のため。

この前、しばらくぶりに某所で、偶然にその親子と会いましたが、かなりしっかりした受け答えをしていました。
「6歳の未就学児らしくない感じ」がしました。
これじゃないと潜り抜けていけないのでしょうね。

こちらも運動分野ではありますが、指導している立場なので「小学受験塾で何をしているのだろう?」と興味を持ったほどです。
調べた範囲では、かなり濃密で綿密なプログラムで構成されているようです。

スクール(塾)によって差異はありますが、結構な料金を取っている場合が目立ちます。
それだけの内容(中身)ということなのでしょう。

話が少し逸れましたが、そのような塾で指導に携わっている者(今回は代表者)が、半ば虐待に近い行為をしたら話になりませんな。
指導する側がエキサイトしたらダメです。
極めて冷静に、加えて愛情を持って取り組まなくてはならないのが、現代における教育や指導の在り方だと認識しています。

とにかく残念なニュースですね。