虹色仮面 通信

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最小の大仏?

2022-04-14 05:44:10 | 文化
大仏と言えば、奈良や鎌倉のそれを想起するのが一般的であろう。

また牛久大仏(茨城県)のように、やたらと大きなもの(高さ120M)もあります。

そんな大仏にも、小さく佇むものも存在します。
千葉県鎌ヶ谷市にある鎌ヶ谷大仏(画像)です。

鎌ヶ谷大仏は、安永5年(1776年)に鎌ヶ谷宿の富豪、大国屋(福田)文右衛門が祖先の供養のために建立した釈迦如来像です。
江戸神田の鋳物師、多川主膳に鋳造させた高さ1.8m、台座の高さ60cmの露坐の大仏です。
大仏といわれる仏像(石像以外)の中では最小との話もあります。

地名、駅名にもなっている鎌ヶ谷大仏は、街道を行く人の多くの目にとまります。
昭和47年(1972年)に鎌ヶ谷市の文化財に指定され、房総の魅力500選に選ばれています。

新京成電鉄、鎌ヶ谷大仏駅よりすぐ。
お近くへ出向く際には是非お立ち寄りください。

画像/昨日の夕方だったので、ハッキリしたものではありません。悪しからず。