虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

スポーツチャンバラ体験

2010-07-20 08:58:58 | スポーツ
日曜日はスポーツチャンバラ大会の取材と、一般の方も自由参加できるオープン大会に参加し、人生初のスポーツチャンバラ体験をしてきました。

普段からスポーツチャンバラをしている剣士たちが日頃の鍛錬の成果を競う大会では、段・級別に、基本動作(型)・小太刀(こだち)・長剣(ちょうけん)の3種で競い合いました。
小さい子どもから大人まで、皆さんとっても凛々しかったのが印象的でした。

またオープン大会は、初心者がメインで誰でも参加できる形式がとられており、私は小太刀・一般の部に参加することになりました。
6人によるトーナメント戦で、激しい戦いが繰り広げられましたが、くじ運が良く、2回戦から参加(シード扱い)することになり、幸いにも優勝することができました。

加えて「サバイバル」というプロレスのバトルロイヤルのようなゲーム形式の戦いも参加しましたが、これまたとっても面白くて、童心に帰って小太刀を持ってバトルしてました。

やはり、根っからのファイター&バトラーの血が騒いだのでしょうか?
子どもの頃からの格闘好きであったのと、元来の攻撃的な部分が良い方に作用したようです。
調子にのって経験豊富な先生とお手合わせさせていただきましたが、攻撃する隙をつかれて秒殺されました。
まぁ、そんなに甘くはないですね!

面を被り、小太刀を持って、対戦相手と正対して構えると、身体の底からじんわりとアツいものが迸ってきます。
これだけでも充分にエクササイズになります。
集中するって、かなりにエネルギーとパワーを要するんですよね。

スポーツチャンバラは武道の一面もありますから「礼に始まり礼に終わる」のは基本中の基本。
現代の子どもたちに欠けている部分でもあるので、スポーツチャンバラを通じて、心身の育成ができるのではないでしょうか?
また、大人や高齢者にとっては、運動不足の解消だけではなく、ストレス発散にも最適だと思います。

もし、一度やってみたいとか、習ってみたいという方は、どさんこスポチャンクラブまでお問い合わせください。
きっとハマると思います。

どさんこスポチャンクラブ
TEL・FAX 011-882-1030
HP http://www.dosanko-net.jp/spochanclub/index.html

写真:長剣での試合

プッシュボブスレー&スケルトン

2010-07-19 08:51:33 | スポーツ
土曜の午前中は江別の北翔大学で、プッシュボブスレー&スケルトンの記録会(大会)に、出かけてきました。
というのも、札幌ボブスレー・スケルトン連盟より取材のお誘いを受けて、体験取材に行ってきたのがホントのところですが。

藤野のフッズでスケルトンは何回か経験ある(札幌市民体育大会に出場した経験アリ)のですが、その際に感じたのはスタートダッシュのスピード。
すなわち、加速させるまでのダッシュ力が重要だと素人ながら感じました。

プッシュボブスレー&スケルトンとは、そのダッシュのみを抽出したもので、今回は20mダッシュのタイムを計測すると同時に、ボブスレー&スケルトンの人材を発掘する狙いも含まれております。

詳しいことは、8月下旬に担当しているラジオ番組で、連盟の方をゲストにお招きして紹介するつもりでいます。
競技云々は別にして体験すると、とっても身体にはキツイのですが、その分面白さも半端ではありません。
初めての方はスケルトンの小ささにびっくりするでしょうし、重さ約200kgのボブスレーを全身で押すことの大変さを体感することが出来ます。

まずダッシュを繰り返すことで、徐々に足がもつれるようになり(とくにスケルトン)普段の運動不足を痛感することでしょう!

多くの人に、その魅力を伝えられるように頑張らなくては…。

ps、このプッシュトラックは、札幌近郊では北翔大学にしかないそうです。

写真:ボブスレー2人押し

「努力」とは?

2010-07-18 08:06:06 | 社会
「努力」とは何だろう?

辞書で調べてみると「ある目的のために力を尽くして励むこと」「好ましい状態を実現するため、全力を傾けること」とある。

誰もが、何らかの目標や夢があり、日々頑張っている(はず)

また、その頑張りの方向性や方法は、ある一定の法則はあるだろうが、千差万別があって然るべきだし、そうでなくては面白みに欠けるように思う。
というのも、それぞれ人格が異なるし、置かれている環境や思想も異なるからだ。

人によっては、コツコツと積み上げていく場合もあるし、感覚を研ぎ澄ましていく場合もあるだろう。

ただ、いずれにおいても共通するのは、四六時中、目標を達成するために考えて、率先して行動するではないかと思う。
そのことで、いろんなアイディアが浮かんできたり、行動するパワー(モチベーション)になっていくものだ。

そして、日々の経験と知識に裏打ちされた感覚を通じて、徐々に完成させていく姿勢が「努力」ではないか?と最近、感じている。

生きている限り「努力」に終わりはないと思っています。
だからこそ、楽しみながら、苦しみながら、上手に付き合っていかねばならないと感じている今日この頃です。

ps、努力や人生って、ペダルを漕ぎ続けなきゃ止まってしまう自転車のような感じに思うのですが…

錦仙峡

2010-07-17 08:23:33 | 旅行
昨日に続いて滝上の話題。
今日は滝上渓谷「錦仙峡」について。

地名に「滝」が付いている由来は、写真の「錦仙峡」なんだそうです。
この「錦仙峡」は、四季折々で豊かな表情を見せる絶好のビューポイントです。
また、都会ではなかなか味わえないマイナスイオンを、ふんだんに浴びることができる素晴らしいところでもあります。
私も写真を撮りながら、しっかりと癒されてきました。

この「錦仙峡」には、両サイドに遊歩道が付いており、地元ガイドによる案内付きウォーキングも楽しむことができます。
また今時期は、ドライフィッシングやフライフィッシングの体験ができるそうです。
ちなみに、ドライフィッシングとは、魚を浮かした毛針で釣ることをいい、この川(渚滑川)では鱒が釣れるんだとか。
紅葉の時期は、色付いて綺麗なんだろうなぁ。
冬には、結氷した「錦仙峡」をスノーシュー(かんじき)で歩くことが体験できるとのことで、真冬の氷に包まれた「錦仙峡」を歩くのも、さぞ素晴らしいことでしょう!

自然を生かしたレジャーを楽しむことができる滝上町は、都会で暮らす私の眼にはとても新鮮でありました。
奥地に行くと、ヒグマやエゾシカとバッタリ出会うこともあるようですが、それだけ自然豊かな証拠でもあります。

もしかしたら、この自然そのものに心身を委ねて、全身でゆったりするのが真のリゾートなんだろうなぁと感じました。

また、秋になって色付き始めに、出かけてゆっくりしたいですねぇ!
9月下旬あたりかなぁ?

サービス三流

2010-07-16 08:28:28 | 旅行
14~15日の両日、出張に出てました。

行き先は、滝上町、興部町、紋別市、湧別町、遠軽町とオホーツク方面をぐるりと一周する行程です。
まずは、最初の目的地である滝上町へ。

初めて行った場所でしたが、これぞ北海道という自然豊かな場所です。
以前は林業を中心に栄えたようですが、今ではピーク時の2割ほどの人口だそうです。

到着するや否や「道の駅」へ立ち寄り、売店やパンフレットをチラチラ見ました。
この町は、天然「和ハッカ」の95%を生産しているのです。
ご存知ですか?
私はつい数ヶ月前まで知りませんでした。

一般的に、ハッカ=北見のイメージが強いですが、実はこの滝上町が天然ハッカの大生産地なのです。
どうしてこうなってしまうのか?何とももったいない。

そのハッカ関連の商品が「道の駅」でも売られているのですが、ほとんどが商品の説明がなく、もし買ったとしても(持ち帰ったら)使い方が分からず困ってしまう状況なのです。
これでは、いくらこの町の特産物であっても、いつまでも売れないでしょう。

もっとお客様の立場に立って、販売することの重要性を、出張先で痛感しました。
このようなことは、北海道内では各地で見られる光景ですが、これでは観光客を呼んでも、おカネを落としていきませんよ!

写真:滝上市街地へ向かう道

スポーツ中継におけるタレントの是非

2010-07-13 08:30:30 | メディア
結論からいえば、やっぱりタレントはいらないと感じている。

オリンピックなどの国際的なスポーツイベントの中継に、タレントが出るようになって久しい。
オリンピックの場合、NHKと民放が共同で放送体制を組み、日本の視聴者に放送している。
そして、民放ではタレント・アイドルや元スポーツ選手などが、みんなして大騒ぎしている感は否めない。
なんとなく感動の押し付け&安売りのような気がして、興ざめするのは私だけだろうか?
民放には、宿命的にスポンサーやタレント事務所の意向が反映されるのはやむを得ないが、ちょっとねぇ…。

スポーツに変な演出はいらない。
スポーツ競技自体がドラマであり、ストーリー性を有しているのだから、変に細工した演出はまったく必要ないのだ。
これはプロ野球をはじめとするスポーツ中継全般に言えることで、私は正直なところ飽き飽きしている。
とくにバレーボールに出てくるアイドルグループは邪魔くさいだけだ。

見る側が放送局を選択すればいいのだが、オリンピックの場合は競技によってNHK・民放で振り分けされていて、選択肢が多いわけではない。
テレビ番組を作る側に、もっと視聴者の立場になれる了見があればいいのだが・・・。

出演者も製作者も、目的が取材なのかレジャーなのか明確にする必要があると思う。
また出演者が伝える内容も知識がぜんぜん足りなく、言葉も足りない。はっきり言えば薄っぺらで、ジャマなだけ。

今後、テレビ局に期待するのは、適切な解説と確実な実況であって、タレントを起用してスポーツ番組をバラエティ化することではないと思う。
なかなか改善しそうにないが、一人の視聴者として敢えてお伝えしておきたい。

日本のラベンダー栽培発祥の地

2010-07-12 08:40:40 | 文化
ラベンダーといえば富良野が有名ですが、日本のラベンダー栽培発祥の地は札幌市南区の南沢地区なのです。
ご存知でしたか?

今の時期、南沢地区では、アチコチに紫の花が咲き、柔らかな絨毯のような景色を見せてくれます。

日本でのラベンダー栽培の歴史は、曽田香料の創始者である曽田政治氏がフランス地中海沿岸のプロバンス地方を、昭和11年に旅したことに始まります。
色と香りに魅せられた曽田氏は「これを日本で育てられないものか」と帰国し、翌年、花の種5kgをフランスから輸入して、北見・札幌・千葉・長野・岡山の5か所で試作します。
南フランスの気候は温暖で、冬でも-3度以下になることが少ない(地中海性気候)ため、試作段階での予測では、千葉や岡山が良好と思われていた。しかし、成育状態や色・香りは札幌が一番良い結果が出た。
そこで曽田氏は昭和15年、現在の札幌市南区南沢の土地約16haに耕作を始め、2年後の昭和17年に日本で初めてラベンダーオイルの抽出に成功。
戦後間もない頃には、開花時期に珍しい花を見に訪れる人は多かったといわれています。

その後、全道各地、特に富良野方面に苗の移植が広まり「ラベンダー=富良野」というイメージが定着するようになっていった。
しかし、人工香料の開発などで、耕作地は昭和47年に閉鎖され、花の物語は人々の記憶から徐々に遠ざかっていきました。

日本で初めて香料原料としてラベンダーが栽培された南沢地区の札幌南沢神社(南区南沢3条4丁目)に、その由来を記す記念碑(写真)が建立されました。

富良野まで行かなくても、札幌市内でラベンダーを楽しむことが出来るのです。
ここ1週間くらいがピークのようですよ!
今度の週末にいかがですか?

投票箱

2010-07-11 08:22:44 | 社会
今日は参議院選挙の投票日です。

おなじみの投票箱ですが、価格は3万円前後のものが一般的らしいですね。
ただ、その3万円が安いのか高いのか…?

そして、素材はアルミで、折り畳みが可能。
やはり、使わないときの収納性も考慮に入れているとのことです。

投票に行ったら、じっくり見てきてください!
あまり繁々見てますと、挙動不審者と間違えられるかも?ご注意を。

勢いはホンモノ?

2010-07-10 09:28:28 | スポーツ
ファイターズが交流戦後、絶好調だ。

昨日の勝利で、交流戦後が16勝3敗と、破竹の勢いで上位争いに殴りこんできた。
昨日までで、2位マリーンズと2ゲーム差、3位ホークスまで1ゲーム差にまで迫り、CS(3位)圏内も時間の問題といえる状況になった。

まだ全日程の半分を折り返したくらいなので、今後どのように推移するか分からないが、案外早く首位に浮上する可能性も…。
正直なところ、1ヶ月前には考えられなかった状況で、個人的には、オールスター過ぎに勝率5割まで行けば、CS進出のチャンス有りと見ていた。
それが、この快進撃で、一気に上位争いへ。
これだから、勝負事は分からない。

あとは、主力の故障が気がかり。
現状で二岡・高橋が離脱し、ファーストを任せられる選手がいない状況。
ここ最近は、稲葉がファーストを守っている。
※稲葉は大学時代にファーストで活躍。

ここは、生きのいい若手が出てくるチャンス。
鎌ヶ谷で真っ黒になった次世代のファイターズ戦士の1軍での活躍が望まれる。
とくに、今季健闘している陽や鵜久森の更なる活躍に期待したいところだ!

時代遅れの迷信

2010-07-09 08:22:44 | スポーツ
今日は、ある本について、ご紹介します。
タイトルは「日本のスポーツはあぶない」(小学館、税込735円)

「練習中に水を飲むと疲れやすくなるから飲んではいけない」「足腰を鍛えるためにウサギ跳びでグラウンドを3周しろ」という指導を受けた経験はありませんか?
また「突き指はひっぱって治せ」「鼻血が出たら上を向いて首の後ろを叩け」「傷口は乾かしてバンソウコウを貼れ」といった応急手当を信じていませんか?
これらはすべて時代遅れの迷信で、このような「迷信」が、あなたや子どもたちの命を奪うことになりかねないと、著者は唱えています。

目次を紹介すると…
第1章 まちがいだらけのスポーツ現場
第2章 日本のスポーツに足りないもの
第3章 ノドが渇いてからでは手遅れです
第4章 脳しんとうは申告してください
第5章 選手に呼吸がありません!
第6章 傷口にバンソウコウは貼るな!
第7章 危険なのはスポーツですか?
巻末に、23年間プロ野球選手として活躍した桑田真澄さんと著者(佐保豊さん)の対談が記されています。

今振りかって見ると、以前はかなり無茶なトレーニングが普通に行われ、現代のトレーニング理論では、考えられない非常識・非科学的なことも普通に行われてきたのです。
当時は、理論より精神論が強調されていました。
その弊害として、スポーツによる身体障害を抱えている人が、相当数いると言われています。

日本におけるスポーツの在り方や、精神論に支えられた前時代的なトレーニングに一石を投じた一冊といえるでしょう。

是非、夏休み時期にお読みください!