今季の日本女子ゴルフツアー、全部外国勢(アジア勢)が優勝している。
この週末も含めると、7連続ということになった。
日本の選手たちは頑張っているはずだが、こうなると根本的なところに問題があるのかもしれない。それも根深そうな気がする。
近年、アメリカの女子ツアーは、リーマンショック以降の不況の影響で大会数も賞金総額も減少傾向だ。
それは日本も同じだが、比較的下げ幅は小さいといわれる。
まして、練習やコースなどの環境が素晴らしく、アジアの選手たちにとっては、アメリカに行かなくても日本で充分に戦える状況にある。
日本で結果を残したら、アメリカツアーへ行くという図式が明確に成立っている。
対して、日本の場合は前述のように環境面で恵まれているため、国内で充分と思っている選手が多くいるという。当たり前といえば当たり前だが、それでは世界レベルの選手たちと伍して戦えるわけがない。
加えて育成・強化の面でも諸外国と大きな差が見られる。
ゴルフに限った話じゃないが、日本のスポーツ界全体に「普及・育成・強化」が一本化されておらず、あくまでも個々に依存している状況が普通に見られる。
とくに、金銭的なゆとりがないと続けていくことが難しいとされるゴルフのようなスポーツの場合、家庭(両親)などのバックアップなくしては続けられない。
昔のスポーツのように「国威発揚」を目的にしたスポーツ振興は難しいかもしれないが、産学官民などあらゆる分野の連携によるサポート体制を築かないと、今後日本のスポーツはもっと厳しい局面になることは容易に想像できる。
それはまもなく始まるロンドン五輪も然り。
このような状況は、今季の日本女子ゴルフツアーだけの話ではないと私は思う。
危機感を持つべきだし、何か手を加えていかないと完全に手遅れになってしまうような気がしている。
この週末も含めると、7連続ということになった。
日本の選手たちは頑張っているはずだが、こうなると根本的なところに問題があるのかもしれない。それも根深そうな気がする。
近年、アメリカの女子ツアーは、リーマンショック以降の不況の影響で大会数も賞金総額も減少傾向だ。
それは日本も同じだが、比較的下げ幅は小さいといわれる。
まして、練習やコースなどの環境が素晴らしく、アジアの選手たちにとっては、アメリカに行かなくても日本で充分に戦える状況にある。
日本で結果を残したら、アメリカツアーへ行くという図式が明確に成立っている。
対して、日本の場合は前述のように環境面で恵まれているため、国内で充分と思っている選手が多くいるという。当たり前といえば当たり前だが、それでは世界レベルの選手たちと伍して戦えるわけがない。
加えて育成・強化の面でも諸外国と大きな差が見られる。
ゴルフに限った話じゃないが、日本のスポーツ界全体に「普及・育成・強化」が一本化されておらず、あくまでも個々に依存している状況が普通に見られる。
とくに、金銭的なゆとりがないと続けていくことが難しいとされるゴルフのようなスポーツの場合、家庭(両親)などのバックアップなくしては続けられない。
昔のスポーツのように「国威発揚」を目的にしたスポーツ振興は難しいかもしれないが、産学官民などあらゆる分野の連携によるサポート体制を築かないと、今後日本のスポーツはもっと厳しい局面になることは容易に想像できる。
それはまもなく始まるロンドン五輪も然り。
このような状況は、今季の日本女子ゴルフツアーだけの話ではないと私は思う。
危機感を持つべきだし、何か手を加えていかないと完全に手遅れになってしまうような気がしている。