第937話 光と影

2015年04月05日 13時27分01秒 | Weblog

桜の白く輝く 品のある姿に いつも目を奪われる。

通勤途中、あまり見とれていると、前を走る車にあたってしまうので

桜ポイントが来たら、遠くから愛で 

その前を通る時 一番近い距離からの刹那を 味わう。

 

白と言えば、前の話で 白いクレヨンの話を書いたが、

その白さ (清らかさ) は 澄んでいるがゆえに

時に 周りの者を傷つけてしまう 一面もある。

その清らかさを前に、

なぜか いつもより自分の醜さが出でくるということはないだろうか・・・私は、ある(笑)

美しいと感じる 眩しさゆえの自己嫌悪。

 

澄んだ水に 墨汁が一滴落ちて 拡がり・・・

その一滴は、水面をざわつかせるかもしれないが、やがて消え、わからなくなる。 

だから そんな自分を嫌いにならなくてもいい。 

そんなことでは揺らがない あなたがいるから・・・きっと 大丈夫。(と、自分に)  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第936話 白いクレヨン

2015年04月05日 12時18分00秒 | Weblog

お道具箱の中のクレヨン(箱)をあけると、今年度は ももいろ がない。

きくと、落とした らしい。

こうした不注意でなくなる色もあれば、

あお や だいだい など 好んで使い、なくなる色もある。

毎年、新年度に なくなった色を補充する形で 新しいクレヨンを購入するのだが、

歴代のクレヨンで いまだ 出番をずっと待っている色が しろ。

おうどいろ に、ねずみいろ、 右に進むに従って 使用頻度の低さは感じるものの、

しろ 程 ではない。

しろ は、使い始めと変わらぬ姿 (先がまっすぐ直線ライン) で 右端にいる。

まだ、クレヨンはいい方だ。 

さらに辛いのが、色鉛筆のしろ。

クレヨン の しろ ほど 威力なく、 

しろ を別売りに、子どもに人気の他の色を入れて欲しいような気もするのだが・・・

さすが、しろ。 しろ には、惨めさがない。

臆することなく、まっすぐ立ち、気高くもあるその姿が逆に目をひく。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第935話 手帳に予定を入れない日

2015年04月05日 06時25分48秒 | Weblog

4月5日(日曜日)

谷口巧と藪下依子の花見デート日。(ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」より)

ドラマ上のことなのに日付(数字)と記憶が結びついているのがすごい。

(というか、覚えるほど繰り返し観ている状況がすごい・笑)

ドラマ終了後、月曜日が待ち遠しくなく、ネットでみなさんの感想・・・

(といってもそこは単なる感想ではなく、解釈レベル) を見、気持ちを晴らしている。

さらには 文系の私が、素数 を味わいたくなり、

図書館で 小川洋子さん著「博士の愛した数式」 を借りようとしたが、貸出中。

(私と同じ思いの方がおられるのかしら)

 

フィクションの世界ばかりではなく、個人的にも 待ちに待った日曜日。

週休2日制ではないので、土曜出勤あり。

土曜日に体を休めて、日曜日に思いっきり遊ぶ とか

土曜日に思いっきり遊んでも日曜日休める というわけではない。

年度始めの激動に ようやく迎えることのできた休息日、喜びが込み上げる。

4月最初の日曜日には、次週の6日間も完走するため あえて予定を入れない。

倒れこむように迎えた日曜日だから 時間に追われることなく、

家でのんびり 2年生への進級準備をしようかなと思う。

残念ながら 足のサイズが新しい上靴をおろすほど伸びなかったので、

せめて 筆箱の中の鉛筆を 新品にしようかなと。 

ところで ランドセルカバーって いつはずせばいいのだろう・・・

(2年生でしていると ニセ新1年生みたいかしら)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする