第945話 人質の朗読会

2015年04月15日 03時44分38秒 | 読む(小説・物語)

今、「人質の朗読会」(小川洋子著) を 読んでいる。

まだ、第二夜(2人目)の話を終えたところなので 読み始めたところといってもいいが、

語られる内容について 意図も先も読めず、ただただ耳を傾ける。

最後に括弧書きで 語った時の年齢や職業が添えられているのだが、

語られていない時 を感じる重い一行となっている。

 

ふと手にとった 「猫を抱いて象と泳ぐ」 から思い立ったように

隙間時間を見つけては、再び 小川洋子さんの作品を読み、

ここでも 育児話ばかりでなく、日常で思うあれこれを書き始めている。

長編小説を読みながら (息子が小学生になって)  少し手が離れたことを実感する。

ここで 色々な話を綴っている私だが、

もしも朗読会に参加することになった折は、(状況が状況だけに参加したくないが)

何を語ろうか・・・と考える。 

駅前のマンション住まいなので、早朝から深夜まで電車の音が聞こえてくるのだが、

明け方のこの時間は、鳥の鳴き声だけが聞こえる静かな時間。

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