予約した部屋は ゆったりでFを横にしたようにベッドが3つ置かれています。私・次男君
・おとうさんとおとうさんが少し小さいベッドになりましたが、私は夜中のイビキから逃れ
るために間に次男君を配置。翌日、次男君はかなり悩まされたようです。私はよく眠ったん
でしりません。この部屋には写真のようなタペストリーが掛けられていたんだけど、それぞ
れのベッドのまくら元の壁に一枚ずつ。対面する壁にも二枚。だけど備長炭がぶら下げられ
たのは二枚だけ。写真のは 木琴のバチのようなものが吊下げられたたいて音色を聞けるよ
うになっています。備長炭琴・・ということでしょうが、紀州人の私達はそれが珍しいとか
思わず、ネットで見た時にあった『備長炭の部屋』がこれか~です。消臭作用もあるからか
なぁ・・と。もうひとつのタペストリーは縦型で、備長炭をはしごのように横並びにしてい
たんだけど、なぜか一番下の備長炭が二つに折られています。思うに、この部屋の五枚の
タペストリーにはそれぞれ備長炭が何本かぶら下げられていたんじゃないか、そのうちお客
がこっそり持ち帰っていったんじゃないかな・・・、だから折れた備長炭まで飾っているの
ではないかと想像したのです。部屋が四階なので海が見えるかと思ったけど、遠くに港の
ようなものが見えただけ、でも寝るだけだしいいわ~。
いよいよ夕食です。夕食は下の階に行って食べるのですが日本料理のお店のほかにもあるけ
ど、みんな予約した人用で、一番奥の料理屋風のところが私達の食事場所のようです。
入り口には すき焼き定食か鯛しゃぶ定食がおすすめになっていて、鯛しゃぶは4千円を
超えていたので、3400円のすき焼きにしました。デザートもついてるし。瓶ビールと
次男君はカルピスのチューハイでしたか。
手前のおひつには上部に香のもの、下部にご飯。写真以外にミニうどんもついています。
お造りはカンパチのようなもの。3人とも「造りは串本の方がおいしいね」。我が家は
すき焼きに卵を使いません。私が卵のヌルヌルにすき焼きの味が薄まるようで、子供時代か
ら「大人になったら卵抜きで食べるんや」と決めていたので、自然とそうなったのだな。
おとうさんは卵を溶いて食べるけど、子供と私はノー卵。この時も次男君と私の卵は割られ
ず器に残っていたら、お給仕の女性が次男君に「卵食べないの?割ってすき焼きの鍋に入れ
て卵でとじてもおいしいですよ」と言っていた。他人から見ると異様なものに見えるのか?
前に次男君が アパートの歓迎会ですき焼きを出され卵を割らなかったので、大家さんに
卵を使わないのかと言われたって言っていた。どう食べようと、私達はそれでいいんだけど
なぁ。デザートはユズ味のゼリーと抹茶をまぶしたわらび餅に生クリーム。小鉢のくぎ煮は
おいしかったです。もちろん 溶き卵を使わなくてもすき焼きはおいしかった。