こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

食べていたのは・・・

2010-09-24 05:30:30 | 我が家
先日昼下がり、私はウトウトしていた。夏から続く猛暑もやっと一息。気温も下がってお昼

寝にはもってこいの時間帯。その時、障子の向こうの開け放した玄関で小さくコロコロ、

コロコロとこげのえさ入れからの音が聞こえてきたんだな。

私はネムネムしながら、「あぁ、こげが朝食べ残したフードを食べにやってきたのか」と

思ったんだけど、コロコロとフードが転がる音がこげの大口を開けて食べるにはあまりにも

小さくお上品なので、「もしかしてスズメか、イソヒヨがついばんでいるか、転がして遊ん

でいるんじゃ・・・」と、なんか面白そうな雰囲気なのでそっと起き上り10センチほど

開けた障子から玄関を見てびっくり!なんとそこにはたぶん野良猫であろう 痩せたミケ猫

がえさ入れに残っている、ドッグフードを食べていた。「へッ!ネコがドッグフードを食べ

るのか」と驚き見ていたら、ミケは二、三個口にしてさっと外に出て行く。家の中からと外

からの危険を避けるように・・・。でも遠くに行くわけではなく、玄関先の犬小屋の脇あた

りでソシャクしては、また食べに戻ってくる。そのおどおどした格好も可愛く、何回繰り返

すかずっと見ていたかったんだけど、このまま餌付けもできないなぁ・・と考えていたら

その気配を感じたのかミケが玄関の敷居をまたぐ瞬間、私を見上げて、目があった。

私もミケもじっと、にらみ合いながら「さてどうしようか」と次の行動を思い、試しにここ

でこげが登場したらどうかしら・・・と、今の時間帯なら母屋との境目あたりであいつも

お昼寝中だろ・・と、普通の声で「こげ~」と猫から目を離さず呼んでみた。私の声がこげ

に聞こえたようでチリリンと、首輪の鈴が立ちあがった拍子に鳴った。一歩二歩、チリリン

チリリン、あいつも走って来るでもなしに歩いています。近づく鈴の音に猫はパッと身を翻

し、ブロック塀に向かって走って行った・・・その後ろ姿を のんきなこげも見たのか、

続いて駆けて行くけど、ミケはもうお隣の裏に消えたようだ。こげが戻ってきたので

「あんたが食べ残すから、野良猫が来て食べてたよ」と言ってやったら、えさ入れをクンク

ン嗅いで、一気に残りのフードを平らげてしまった。そうよ、そうきれいに食べたら野良猫

もやってこないんだから。以来、こげは一粒、二粒残すくらいできれいに食べている。

猫はあれ以来見ていないけど、うちはわんこがいるのでよそで盗み食いでもしてください。

おっと、きょうはこげのお誕生日だ、5歳になりました。



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