こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

鳴門の渦潮 ②

2010-09-16 10:34:54 | 


まさに洗濯機の中の渦ですね。私は子供の時に見た雑誌の渦の中心に船体の半分が、巻きこ

まれいまにも飲みこまれそうなイラストが脳裏にあり、まんがいちその状態に自分がなった

りしたら・・・と、あらぬことを思ったりしながら船に乗っているわけだ。



おまけに巻きこまれた人間の体は、雑巾を絞ったようにねじられたイラストもあり、本当に

そうなるのか、昔は水難事故で渦に巻き込まれた遺体がそうなっていたのか・・・まさかね

子供の時のトラウマというものは恐ろしいもんです。渦はどこに現れるのか予想がつかず

「あれだ!」とカメラを向けるとそれは渦の終焉の姿だったり、渦に成りきらなかったり、

観潮船の揺れでアップダウンで見えなかったり・・となかなか捉えられません。







この段差の奥から干潮の波がきています。あ~記憶が薄れてしまった、とにかくこの目で

見た『鳴門の渦潮』はスケールが大きいのか小さいのか よくわかりません。ただ、常時

見られる渦としては世界最大級のものだということです。ときには、渦と渦が合わさり

さらに大きな渦に成長していき直径20メートル以上になることもあるんだとか。

フランスのランス川河口には、干潮の差が13.5メートルもありこの差を利用して

1996年から潮汐発電がおこなわれているんだって。ここでは最大の渦は直径2メートル

というから、鳴門の渦はかなり大きいのだね。

ノルウェーには最大速度35kmという世界で最も早い渦流が見られ、直径10メートルに

もおよぶ渦潮が発生するんだって。鳴門海峡では大潮の時の最大流速は時速20kmにも

達し、この激しい潮流から発生する轟音から鳴門(鳴る瀬戸)の名が生まれたといわれてい

る。『鳴門海峡』のほか、イタリアとシシリー島間の『メッシーナ海峡』、北アメリカ西岸

とバンクーバー島東岸との間『セイモア海峡』が世界三大潮流とよばれているそうな。



たしかに煙った空はなんとなく、不思議に感じたけど『ケムトレイル』というものではなく

飛行機雲に見えるんだけど・・・。



コメント
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