こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

淡路島行き ⑤

2010-09-14 05:30:30 | 


予約した部屋は ゆったりでFを横にしたようにベッドが3つ置かれています。私・次男君

・おとうさんとおとうさんが少し小さいベッドになりましたが、私は夜中のイビキから逃れ

るために間に次男君を配置。翌日、次男君はかなり悩まされたようです。私はよく眠ったん

でしりません。この部屋には写真のようなタペストリーが掛けられていたんだけど、それぞ

れのベッドのまくら元の壁に一枚ずつ。対面する壁にも二枚。だけど備長炭がぶら下げられ

たのは二枚だけ。写真のは 木琴のバチのようなものが吊下げられたたいて音色を聞けるよ

うになっています。備長炭琴・・ということでしょうが、紀州人の私達はそれが珍しいとか

思わず、ネットで見た時にあった『備長炭の部屋』がこれか~です。消臭作用もあるからか

なぁ・・と。もうひとつのタペストリーは縦型で、備長炭をはしごのように横並びにしてい

たんだけど、なぜか一番下の備長炭が二つに折られています。思うに、この部屋の五枚の

タペストリーにはそれぞれ備長炭が何本かぶら下げられていたんじゃないか、そのうちお客

がこっそり持ち帰っていったんじゃないかな・・・、だから折れた備長炭まで飾っているの

ではないかと想像したのです。部屋が四階なので海が見えるかと思ったけど、遠くに港の

ようなものが見えただけ、でも寝るだけだしいいわ~。

いよいよ夕食です。夕食は下の階に行って食べるのですが日本料理のお店のほかにもあるけ

ど、みんな予約した人用で、一番奥の料理屋風のところが私達の食事場所のようです。

入り口には すき焼き定食か鯛しゃぶ定食がおすすめになっていて、鯛しゃぶは4千円を

超えていたので、3400円のすき焼きにしました。デザートもついてるし。瓶ビールと

次男君はカルピスのチューハイでしたか。



手前のおひつには上部に香のもの、下部にご飯。写真以外にミニうどんもついています。

お造りはカンパチのようなもの。3人とも「造りは串本の方がおいしいね」。我が家は

すき焼きに卵を使いません。私が卵のヌルヌルにすき焼きの味が薄まるようで、子供時代か

ら「大人になったら卵抜きで食べるんや」と決めていたので、自然とそうなったのだな。

おとうさんは卵を溶いて食べるけど、子供と私はノー卵。この時も次男君と私の卵は割られ

ず器に残っていたら、お給仕の女性が次男君に「卵食べないの?割ってすき焼きの鍋に入れ

て卵でとじてもおいしいですよ」と言っていた。他人から見ると異様なものに見えるのか?

前に次男君が アパートの歓迎会ですき焼きを出され卵を割らなかったので、大家さんに

卵を使わないのかと言われたって言っていた。どう食べようと、私達はそれでいいんだけど

なぁ。デザートはユズ味のゼリーと抹茶をまぶしたわらび餅に生クリーム。小鉢のくぎ煮は

おいしかったです。もちろん 溶き卵を使わなくてもすき焼きはおいしかった。
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淡路島行き ④

2010-09-13 05:30:30 | 
さてさて次にどこへ行こうか・・・となり、あちこちでもらったパンフを開いて見ても

「どこへってねぇ」そう、あんまし面白そうなところもない。いや、この暑さじゃなければ

回り道をしてでも行きたくなるようなところもあるんだけど、とにかくできるだけ室内で、

水分補給もできるとこ。あすは大鳴門橋を渡って≪鳴門の渦潮≫を見に行くのでとりあえず

『うずの丘』という所に行くことに。近くに大鳴門橋記念館やうずしお科学館、淡路人形浄

瑠璃館というのもあるけど・・、、うずを勉強するのもいいかな~。 

・・・・時間が経ってしまったので、記憶が・・・。写真を見てなんとか記憶の糸を手繰り

寄せ・・・。


【ミクロの世界からマクロの世界まで さまざまな渦を訪ねる 渦の旅 のぞいて見てくだ

さい】  と書いています。その横にのぞき穴があったので覗いてみました。

『渦の丘』で観た渦のいろいろ。



『うずしお科学館』のなかにあったのね、そうそうそこでは「驚きと感動の3D 立体映

像」で渦潮についてミニ映画のようなものが放映されていました。手前には アニメを立体

化したような人魚のような女の子と魚が、渦に巻き込まれてしまったけど渦とはどんなもの

かとわかりやすく説明してくれています。そのあとで3Dを観たのでなんとなくわかったよ

うな。映像が飛び出てくる迫力!!と書かれた紙製のメガネをもらいます。

鳴門の渦潮は、太平洋側からの海水の流れが月の引力によって海水面に大きな高まりができ

それは月の動きを追いかけるように東から西へ向かって移動する。その満潮の波は紀伊水道

や豊後水道にも入り北へ進む。豊後水道に入った満潮の波は瀬戸内海を西側から水位を上げ

て播磨灘にむかうんだって。紀伊水道に入った満潮の波は二手に分かれ鳴門海峡と大阪湾方

面に向かい、大阪湾の波が明石海峡を抜けて播磨灘に入り、豊後水道から気た満潮の波と

合流するんだって。紀伊水道からやってきた満潮の波が播磨灘に入るまで約6時間もかかる

そうで、この6時間が経過する間に紀伊水道は干潮の波になり鳴門海峡を挟んだ播磨灘と

紀伊水道との間で海水面に水位差(最大約1.5メートル)が生じ、海面の高い満潮側から

低い干潮側へ激しい勢いで海水が流れ込み、中央部を流れる速い流れと、その両側の遅い

流れとの速度差で渦ができるんだって・・・。

     
                   満ち潮の動き

3D映像では 人形劇の親子が昔沖に舟を出し、漁をしていたんだけど舟ごと渦にのみこま

れ息子は浜に打ち上げられて助かるんだけど、父親が行方不明に。その時父親は渦の巻く

海底で渦の精が渡した花を手にしたら、浜辺に戻ってきた・・・って話。むちゃくちゃ短縮

しちゃったけど・・・。それがメガネで立体映像に見えて見入っていたのに、映像が淡路島

の伝統文化に切り替わり、祭りのシーンが。なんとフンドシを締めた若者が画面いっぱいに

お尻をこちらに向けて大迫力で迫ってくるじゃないですか!ちなみに私達三人は、シアター

のいっちばん前に座ったもんだから、思わず背もたれいっぱい下がってしまったわ!きれい

なお姉さんたちが法被姿で担ぐ映像ならいいのに、あんな男性のお尻を・・公開していいも

んかなぁ。記念に立体映像メガネをお持ち帰りしたけど、このメガネで3DテレビのCMを

見ても飛び出してこないのかな?


5時のチェックインを少し過ぎて、宿泊する南淡路ロイヤルホテルに・・・。当日の朝に

そのホテルが串本にあるロイヤルホテルと同じだと気がつきました。なんて暢気なのか私。

フロントに行くと、なぜかここのホテルマンたちはアロハシャツでお出迎え。まら、白浜駅

の駅員さんみたい。名前をいうと「楽天NETで予約された、じゃんけんしようよプラン♪

ですね。では 明日の朝食サービスをかけてじゃんけんしますね」「おォ、忘れてた。

ちょっと待ってくださいね。じゃんけん担当呼びますから」次男君が登場するもあいこの

次で敗退。バイキングだし、せいぜい2000円までだろうし・・・。と鍵をもらって部屋

に。

        4階のエレベーターホールからみた夕焼け



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淡路島行き ③

2010-09-10 05:30:30 | 


『イングランドの丘』はもう熱帯地獄のようで 私は500mlのキリンレモンを飲みきって

しまいました。炭酸だと一気に飲めないのに、ゲップを出す前に飲みこんでいくので我なが

ら驚き!です。連れて行った羊毛こげも暑苦しく見えてきます。見事に人影は次男君だけ。

人々は木立の後ろのコアラ館に、少しでも涼しい場所へと急いで行きます。次男君のうしろ

には『動物ふれあい うさぎの国』というカゴに入れたウサギやモルモットを抱いて写真を

撮ることができたり、オームやニワトリなどもいるにはいるけど動物達も猛暑で、コンクリ

ートブロックの穴に顔を突っこんでいるものや、水道のぽたぽた落ちる水滴近くで腹這いと

ばてていました。早く私達もコアラ館でひととき涼んでこよう・・・。

しかし、コアラ館は建物だけど人間が歩く通路は冷房が効いていないようです。ガラスの向

こうにはひとつのブースに一頭のコアラが飼育展示されていますが、どれも木の股にすわり

伸びています。



あちらはきっと冷房がきいているんでしょうね、だから見学者も涼しいと思って来たのに

そう涼しくないうえ、コアラのこの状態が三、四頭も続くと足早にもと来た出入り口に戻り

私から見ると蜃気楼でも見えるんじゃないかというような 羊たちのいる広場を過ぎ シャ

トルバスの乗り場に戻るようです。このコアラは白浜のパンダ同様動きもせず、じっと寝る

だけで居るんだからラクといえばラクですね。




お昼は「金太郎」という回転すしに行きました。何が食べたい・・淡路島で何を食べるか

なんて考えていなかったので、車が止められてそう混んでもいないお店という観点での選択

です。走っていると、なんと淡路島はダイハツ系列のお店の多いこと。やはり大阪が近いか

らでしょうか?ダイハツは 大阪発動機 ではなかった?ダイハツユーザーの私は嬉しいの

だけど、かといってダイハツ車ばかり走っているわけでもありません。もしかしたら軽トラ

ックの需要が多いのかもしれません、意外とたんぼも多いし、周りが海の漁業の町だから

トラックいるもんね。回転すしは全皿105円だったらしく、今レシートをみたら三人で

20皿と赤だし汁2の2420円、ファミレスだともう少し要りますね。このあとどこに

行くか・・・一応ガイド誌は買っているけど、淡路島ってお子ちゃまがメーンの島みたいな

紹介ばかりで、花の季節ならいいけど、この暑さだと花も咲いて無さそう。七福神もあちこ

ちで祀られているけど、なんか涼しい所に行きたいと三人が思うので、『淡路人形浄瑠璃資

料館』という館とつくからには、室内で地味~な所に決めました。到着して驚いたのは

そこは南あわじ市役所 三原庁舎のなかにある 図書館の二階・・という、まぁ入館料も

いらないのはいいんだけど、冷房もきいているし・・・だけど、図書館には親子連れとかい

るけど二階には人っ子ひとりいません。ここで何を見学するという大目標もなしに、ブラブ

ラコーナーを見て回りました。私も知っている子供巡礼の姿の人形と行き別れた母親の人形

や、人形のカシラがずらりと並んでいたり、人形浄瑠璃を絵画にした(たぶん市内の文化講

座で描いたんじゃないかな)ものなどが展示されていました。こんなとこ来る人いないやん

とロビーのソファーで話していたら、20人ほどの予約した団体さんがやってきて図書館の

人が案内していました。紐を引くと顔の表情が変わるカシラが置かれていました。
















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淡路島行き ②

2010-09-09 05:30:30 | 


暑い。。。非常に暑い。さきほどの休憩でどこに行くかと言う話の時も私は「暑いから頭が

働かない。どこでも行くわ」と返事をしたのだ、美味しいびわソフトクリームを食べて少し

は生き返ったんだけどね。車はどうやら『淡路ファームパーク イングランドの丘』という

コアラが飼育されている公園のようなところだ。テレビCMで観たことはあるけどコアラがい

るというだけしか知らない、が、さっきの淡路サービスエリアでは 観光客に大小さまざま

なパンフを配ってくる。その中に『イングランドの丘』のもあったけど、そこに入園割引券

が貼られているなんて、家に帰ってから気がついたわ。写真はそこに向かって走っているん

だけど、前方にただただ大きい観音像?みたいなのが現れた。この像を見るのは前回来た時

以来だ。その時はなんか名前も書かれていたような気がするけど、像に上がる道もわからず

写真だけ撮った記憶がある。そして次に見た時は、テレビですごく『近所迷惑な像』として

だった。どうやらバブル崩壊でこの像は持ち主が手放したとか、営業が成り立っていなかっ

たとかで、メンテもされず大きい台風が来ると 像から下にある民家に像の一部が飛んでく

る・・・ということだった。まぁ最初は日本で一番大きい観音像とかなんとかのものだった

んでしょうけど、経営に宗教がかんでいた・・のかはわからないけど、取り壊されもせず

こうして立ち続けているということは、持ち主が放棄したのか思ったよりきれいだから立つ

だけの像になったのかもしれません。像がかわいそうな気もします。お金持ちの観光客で

最近日本にやってくる大国の人、買ってあげればいいのに・・・。(そんなもんいらん?)


淡路島は何が特産かって思いつくのは 玉ねぎ でしょ。ほかにも温暖な地だから果物でも

周りが海だから魚でもあるけど、玉ねぎね。『イングランドの丘』について、次男君がヒツ

ジを見たいというので、ヒツジのいるところまで暑くてたまらないから無料シャトルバスで

行くことに。このくそ暑いのに 客は次々やってくる。



そのバスから見たのがこの玉ねぎの・・・たしか「なんとか玉葱発祥の地」とか書かれてい

た。そういや、ここの売店にも玉ねぎが袋入りで売られていた。それにしても口から出るの

は「暑い」だけ。こういう動物のテーマパークは外での催しばかりで木陰は少なく、肝心の

小動物も見当たらない。みんな飼育小屋の狭い壁際ではぁはぁはぁはぁ・・・可哀想を通り

こし、虐待に見えてきます。ヒツジや今年の春生まれたヤギは小屋に射しこんでくる日ざし

にぐったりしている。



比較的元気なのは羊毛を身にまとった成羊みたい。数少ない飼育場の草をむしりながら食べ

ていた。そうやって食べるということを知りました。




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淡路島行き ①

2010-09-08 05:30:30 | 
先週次男君が帰省して、勝浦から家に帰るまでの間いろいろ二人で喋っていましたが、

今年はどこにも行けんねぇと言う話から、次男君がどこかに行きたいと言うので大台ケ原も

去年行ったし、串本からの移動を考えると三重県か大阪か兵庫県くらいしかありません。

三重県はどうせ次男君は休暇を終えると電車ではあるけど帰って行く道だし、大阪もさして

行きたい場所が浮かんできません。「淡路島くらい?でも子供の時に行ったしね」と言うと

「行ってない。」「行ったって。二日目に雪が降って凍結した道を下ったし、水仙郷で見ご

ろは過ぎたけど水仙も見たよ」「あのよ~、あんまし小さい時に連れて行っても覚えてない

し。意味ないで」「そうかぁ、おにいちゃんが一年生やから、あんたは年少さんか」


 あのときはニュースで黒岩水仙郷が見ごろだと言っていたのでホテルを予約して行ったん

だけど、花は見ごろを過ぎただ風が冷たい水仙郷を上って降りてきた・・・と、私もあんま

り記憶がないわ。次男君が「淡路島か、行ってもいいな」と言うのでおとうさんにちょうど

お昼休みでもあるし、メールを打つと土日だと行けるという。で、行き先が決まり、泊ると

ころを探すと、三人で一部屋、「楽天ネット じゃんけんしようよ♪プラン」というフロン

トでスタッフとじゃんけん一発勝負で勝つと、朝食サービスというのがある南淡路ロイヤル

ホテルに決めた。私はじゃんけんに弱いので、それは次男君にやってもらうことにして

あとはこげをおばあちゃん達に預けて・・・準備はできた。朝6時に出発して、明石海峡大

橋にだいたい10時ごろに着く・・・。私は白浜のローソンまで、そこから和歌山まで次男

君、おとうさんと運転の配置もきめた。私は神戸によって長男君のお店でお昼を食べてから

淡路島に行くつもりで提案したけど、そうなると午後からの予定が立たないというおとうさ

んが反対し、寄るなら二日目にとなった。日曜は長男君が休日なのかもしれないし、遊びに

行ってるかもしれないし。。ま、驚かしてやろう・・、ワンルームマンション下から電話を

かけてもいいし、お店に行ってみるのもいいし・・・。お天気は二日間よさそうだ。気温が

心配だけど、もう9月だし・・・。



写真は淡路サービスエリアの大観覧車に乗って写した神戸淡路鳴門自動車道。観覧車なんて

いつ以来?乗っている時間は12分ほどだけどどこを見るって、見たって海やねェ~ってだ

けです。ただ海上は白っぽく見えたのは潮?それともこの暑さで蒸発してるの?

ここのサービスエリアは人が多く、お店もいろいろあって次男君がたこ焼き食べたいと言う

ので、一軒のたこ焼きのお店に「ソースたこ焼きとネギポン酢たこ焼き一つずつ」と言うと

「400円」と言います。一つが400円だから「ネギポン酢と二つ・・・」と言いかけた

ら「ありません」 私はなんてやつらだ!と思ったのだ。私が注文した時に返事も答えもし

なかったくせに、客に向かって「ありません」だけとは・・・。まったく、観光客相手だと

適当にやってんじゃないの・・・。ブーブー!!しかたなく、少し離れたたこ焼きの暖簾を

見て「あっちのお店に行くわ」と聞えよがしに次男君のたこ焼きだけ受けとり、行ってみる

とそこには ネギポン酢たこ焼きはありません。なんでだー!私はいま、ネギポン酢たこ焼

きが食べたいのに。おとうさんが建物の中に入ってみようと言うので、入ると中は観光客で

いっぱい。おまけに冷房なんて効いてないというか切ってんじゃないの!と言いたくなるく

らい、暑い。汗が流れてくる。辛うじてテーブルに着くけど、頭は暑いだけで何も考えられ

ない。お土産コーナーをみておばあちゃんが食べたいと言うラクガン(和三盆)の小さい箱

を買う。これは当たり外れがあるので大きいのは買わないほうがいい。美味しいのは石川県

金沢の『森八』のラクガンだ。



外に出て、あまりに暑いから私は『びわソフトクリーム』を買う。淡路島はビワも特産らし

い。特産のたこ焼きより安い300円だ。タコには負けとるのね・・・。

せっかくだからと乗ろうと観覧車の下に行くと観覧車の箱のひとつに大きなぬいぐるみが

乗っていた。


      幼児を呼び込むための プーさんが乗りこんでいる。



            箱の中は涼しかった


            右手が明石市方面




まだまだ真夏の空です。




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おばあさん・・・

2010-09-07 05:30:30 | いろいろ


里山道場で姫虎にこげを会わすことができたので帰ることに。でもこのぶんだと家に帰ると

散歩をせがみそうなので、一枚岩の道の駅に寄ろうか、おばあちゃんのみやげにユズのマー

マレードを買っていくのもよしだし・・と次男君に運転を任せ、来た道を戻ることに。

こげも泳いで疲れたのか、後部座席で暴れることもなく一枚岩の駐車場に着いた。

私は売店でマーマレードを買って川原で休んで行くつもりが、次男君は一休みでおやつを

食べたいと言う。そんなぁこげを店内に連れて行けないしと言うと、「車に残しててもだい

じょうぶなんちゃう?」と・・・。まぁ、窓を閉めて行けば少々鳴いても近所迷惑でもない

やろ。駐車場には三台止めてるけど、川原にも店の周りにも人はいないし、と二人で店内に

次男君はドーナツとミカンジュース、私はユズジュース。内心はこげが寂しがっていないか

座席で暴れて その辺を噛みさがしていたずらしてないか心配でしたが、戻るとおとなしく

待っていたので、川原に下ろしてあげました。用を足して「この時間なら家に着いても、

散歩に行きたいと言わないやろ」と次男君も、おやつを食べてごきげんです。さぁ、これか

ら帰路に・・・。一枚岩をすぎるとトンネルが二つあり長めのトンネルに入ったら出口の

ほうはまだ日がさし私は「トンネルを出たらまた暑いな」と思いながらその出口の手前を

手押し車を押して前かがみになった、手ぬぐいを姉さんかぶりのようにして歩いていくおば

さんの後ろ姿のシルエットをみつけ、「畑仕事かなんか終えて帰ってるんかな」と思って

車が出口に近づいて「え?おばあさんは?」「なにが~」と次男君。「出口の手前で手押し

車を押しながらおばあさんが出口に向かって歩いてた!手ぬぐい被って!」「誰も歩いてな

いしぃ」「歩いていたって!」「ちょっと、そんな話、トンネルでせんといて。きのうの

お面の話とおばあさんって、やばいで」・・・なんで そんな自分も怖くなるような話を

わざわざ作って話すもんか!おばあさんは本当に歩いていたのに。トンネルの路側帯を出口

に向かっていわゆる老人カーを押していた。出口の明るさに そのシルエットが透明になっ

たような感じがしたのだ。目の錯覚?


そのあと、次男君とはお面の話もおばあさんの話もしなかった。一日経って、おとうさんに

「私なんか見た」とまずはお面の話をすると「宮崎アニメにそんな顔のあったやん」「あー

あった。たしか千とち(千と千尋の物語だったか、カオナシというのがあったけど、あんな

感じやったな)にあった!」「そんなの見えるようになってきたんや」「エー。もう一つあ

る。一枚岩のトンネルでおばあさんが見えたのに、誰も歩いてないって次男君が言うんや」

「それも見えるようになってきたんやて」    そうなのか?



学生時代、夏休みで居間のテレビの前で昼寝をしていた時に、奥の仏間から知らんおばあさ

が背戸に歩いていくのをうつらうつらしながら見たことがあった。灰色のアッパッパを着て

いたんだけど、知らんばぁさんやんと思った。あとで母親に言うと、おばあちゃんやろ、と

言う。そのおばあちゃんは私が3つの時に亡くなっているのだけど、まったく覚えていない

し、第一、おばあちゃんは長女ばかりかわいがったので二女の亡き姉や三女の私は、差を

つけられていたそうだ。それ以来の不思議な体験というか、キモい二連発の出来事でした・
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古座川の犬

2010-09-06 05:30:30 | 動画(犬・その他)
次男君も泳ぐのに満足したので、少し早いけど三尾川の里山道場に寄って帰ればこげも

家に戻って散歩に行こうとは言わないだろう・・と帰ることに。歩きだしたところ、こげが

下流のほうをみて動かなくなった。「行くで」と声をかけても動かないので次男君に聞くと

犬が見えているという。ヤバイ、私もそっちをみると黒毛の、あれは牧羊犬のボーダーコリ

ーではないか。おまけにリードがついてない。飼い主は女性一人。私達と距離はだいぶある

ので、すぐには向かって来そうにないし、飼い主がなにか声をかけている。ボーダーがいき

なり川に向かって駆けだした。ザブンと気持ちよく飛び込み、泳いでいる。あぁ。それは

私達がこげに望んでいる 泳ぐのだいすき!な犬の姿!「こげ、あんなふうに飛び込んで

みてよ」と言ってもこげはボーダーにくぎ付けだ。



そうしていると、飼い主が棒のようなものを川に向かって投げるとボーダーが泳いで取って

くる・・・ということを繰り返しはじめた。見て覚える・・という効果があるのかないのか

わからないけど、こげは一生懸命その光景を見続けていた。私達も感心して見ていた。

こげが急にプイっと頭を振って「あんなこと、やってらんね~よ」とでも言っているように

歩きだした。やはり、この犬には見て覚えるという感じ方はないようだ。ボーダーくんは

きっと、車にだって飛び乗ったりするんだろうな、こげは前脚をシートに乗せて、後ろ脚を

抱えあげてというふうに 介助しないと乗らない。乗って遊びに行くというより、獣医さん

で怖い目に合う・・・という記憶が残っているみたい。今年の夏の『水の中は気持ちいい』

の記憶も残しておいてくれるといいんだけどね。

   


ここから三尾川に向かって走ると途中、工事個所があり片側通行になっていた。古座川町だ

けど 串本の大手土木会社がやっていた。そこの息子と次男君は同級生だったなぁ。


里山道場に車を止めると、おじさんの家の近くからピー、ピーと笛のような音が聞こえてき

た。どうやら稲刈りの真っ最中であれは、稲を刈って脱穀して稲束を裁断しながら進んで行

くコンバインの音だ。コンバインって1台で刈取り機と脱穀機とを兼ねる機械。収穫脱穀同

時作業機・・・漢字だと作業内容そのままやん。うちのは稲は稲刈り機、さがりで天日で

乾燥させ、脱穀機で脱穀して、稲束を藁きり機で裁断して、それを手で田んぼ一面に撒く、

つくづくコンバインにしてよ・・と願ったけど、コンバインだとその脱穀したもみ殻を

機械乾燥するので、おばあちゃんいわく乾燥しきってしまって美味しくないという、これは

乾燥機が最初販売された時、車庫一軒ほどの大きさの乾燥機を購入してやってみたところ、

美味しくなかった・・というトラウマだと思うのだけど。ここで買うお米は美味しいと今は

言ってる。なんか矛盾してるというと きまって「古座川の水で育ったお米やからおいし

い」と変な結論を出してくる。私達が顔を出すと、コンバインの手を止めてしまうので

こげの母犬に会うことした。ペケもチャコも死んでしまったのでここには、姫虎とマルと

エツの3匹しかいない。エツがでてくるとオス犬だからこげなんか喉を噛みちぎられるかも

しれないので、私が先に辺りを調べながら行く。エツは二段上がった向こうにつながれてい

たので、道場近くの林につながれた姫虎のところにこげを連れて行った。



この大きさの違いはまたいちだんとすすんでしまったようだ。この細い小さな体が母犬とは

でも、こげのシッポの太さは姫虎似だったみたい。姫虎も内心は「こんなデカイ息子になる

なんて、信じられな~い」と思ってるんじゃないかなぁ




姫虎と遊んでいる時に、おじさんちの外孫がやってきて車を止めています。稲刈りの手伝い

かな?道場の栗の木はまだサルにやられていないのかけっこう実がついていました。

これからはサルとリスとイノシシが夜中から早朝、栗の争奪戦を繰り広げるのですね。


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古座川で泳ぐ ②

2010-09-04 05:30:30 | 愛犬 こげ



一度泳いで、というかこげは岸に向かうのですが次男君にリードで何度か引き戻されてしま

うので、しかたなく沈まないために泳いでいましたが休憩をとることにしました。

岸に上がると 脱水 にかかります。長毛のせいか濡れると何度でも体をブルブルします


     川原に背をつけ 毛を乾かします。石の上は熱い・・・

  


      二度目の泳ぎになりました。こげは半分あきらめてるのか・・。


私はこげを次男君に預けて、足元の水中を撮影。おっと、めぼしい魚類はハゼの仲間か?



しばらく雨が降っていないので、石は藻がつき茶色くなっている。水面を見ているとあちこ

ちで魚がとび跳ねる。アユか?まさかオイカワ?清流古座川は流れもゆったりしています。

次男君は疲れたので甲羅干しをすると言い、階段の上で腹這いに。私はこげが体を乾かすの

を待ち、ぼんやりと立っていたら二人連れの男性がやってきた。



カヌーのただならぬ数の団体が下ってきたのでカメラを向けると、逆光になるため「逆行モ

ード」にしていたら、その二人のうち一人が「逆光ですから、顔まではっきりとは写せませ

ん」と説明していた。一人はこのカヌー団体の関係者のようだ。先頭をインストラクターが

先導し、私達の前で「は~い。ここで止まります」と水の上であとからくる仲間を待つよう

に指示した。数えてみたら40艇くらい、どこかの社員かなと見ると会話がどうも若い子の

ようで、大学生のゼミ旅行みたいな感じです。

   


遅れて下って来たカヌーがそろったのか、インストラクターが「は~い、あの岩を見てくだ

さい。ボタン岩といいます。・・・昔、火山があったという証拠です」と説明。





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古座川で泳ぐ ①

2010-09-03 05:30:30 | 愛犬 こげ
 9月1日、次男君は「日に焼けたい」とコンビニのバイトで店内にいるばかりでなまっち

ろい体がいやなようで、海か川に泳ぎに行きたいと申します。川ならこげを連れて、散歩も

兼ねて行けるだろうと思い、古座川に泳ぎに行くことにしました。前日バイト明けで帰った

ばかりなのに、若いということはいいですね。お昼過ぎにこげを車に乗せて出発しました。

おばあちゃんは、もう川の水は冷たいでと言っていましたが、日差しは真夏並みに暑く

ジリジリ焼けつくようです。いつものあの場所、火振り漁の船を置いているぼたん岩の近く

です。着くと、岸近くにカヌーが二艇、これから川に出て行くようです。アベックか夫婦み

たいですが、こっちをチラチラ見るので「涼しいですか?」と声をかけても返事もしません

なら、見るな!と思いながらもカヌーを見送り次男君は川に、こげはいきなり水に入れると

嫌がるのでふだんの散歩のように、川岸から水中に、歩きだします。ぬ、ぬるい。水が生ぬ

るく、浅瀬のせいかもしれないけどこれならこげも冷たくないじゃん・・と思ったのです。



次男君がゴーグルをつけて泳ぎだしました。腰のあたりは少し水が冷たいとの事。この日は

この場所のかみしもは家族連れで声がきこえるのに、ここだけは誰もいません。川原に車を

入れられないようにロープが張っているせいかもしれません、が、私達はそのロープの横に

車をとめたのです。私はこげとブラブラ歩きます。水面からの照り返しも熱く、それに背を

向けて歩いたり立ち止まったり。水の中の次男君がうらやましい。


    先ほどの二艇のカヌーは右の大きな岩の前にいます。なんか進むのが遅い感じ。

私も暑くなってきたのでそろそろ、こげを川の中に連れて行ってもらうことにしました。

カメラの準備のため、こげを火振り漁の舟のへさきにリードを引っかけると、こげの顔が少

し曇って来ました。


         いつもはこのくらいしか水に入らないのに・・(こげ)



次男君の抱き方もおかしいのですが、こげは後ろ脚に水がかかるとピクっとしています。

本当に水が嫌いなのか?

   




前に泳いだ時よりも こげの顔が楽しそうに見えました。そうだろ、この夏の暑さはこうし

て乗り切らなくちゃ、やっていけないんだよ。ついでに、次男君が体全体をもみ洗いして

くれました。


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お面のような顔が

2010-09-02 05:30:30 | いろいろ
8月31日、次男君が急に帰省することになり私は勝浦駅まで迎えに行った。いつも車を

無断で止めるコーナンの駐車場はいつのまにか拡張され、きれいにアスファルト化され

スペースのラインまで引かれていてびっくり。おまけに以前はチェーンが膝くらいまで掛け

られて出口にされていなかったのが、チェーンはなくこれならコーナンに用事がなくても

ちょっと車を止めておけるようになっていた。本当はいけないんだろうけど勝浦の駅前には

車をちょっと置いておく・・場所がないから、しかたなく私達は止めるのだ。

次男君とお昼を食べに、この間駿田峠に行った帰りに寄ったお店の、手前のお店に入ったの

だけど、今回もお昼だというのにお客がいない。なんと寂しい町なんだと思えて・・・。

次男君が運転して帰るというので二人で和気あいあいと話しながら旧古座町まで来たのだが

何気なく対向車の大きなトラックを見ると運転台が軽自動車よりかなり高いので、運転手の

顔がはっきり見え、助手席の所には人は無く、ただ黒い暗幕が引かれそこには人の顔と同じ

か、少し大きいくらいのお面が掛けられていた。対向車とはかなりその時距離があったんだ

けど、不思議なくらい黒い暗幕が目を引きそのお面も、表情が離れた私からでもはっきりと

わかる、そう、滅茶苦茶単純な顔立ちなんだ。丸に線で書かれた目と鼻と口。きょうび、

幼稚園児でもこうは書かないけど、それがはっきり目に飛び込んでくる。次男君は気がつか

ないのか、黙っているし、だんだん近づいてくるそのトラック、私は助手席のお面をずっと

見ていた、そのときなんか「あれ?」違和感を感じた・・・。お面が少し揺れているようなん

だけど厚みもないのに、私の方に顔を振っていると感じたのだ。「え?」線で書かれた目が

たしかに私の方を向いてきている。ゲゲッ!なんだこれは・・すれ違った瞬間、私は見て

しまったのだ。お面はやはり厚みがなく、背景は真っ黒で運転手のむこうにかかっているん

だけど、平べったい顔をこちらに、目が私に向けていたのだ。


「見た?見た?見た?いまの見た?なにあれは~」と叫ぶ私に次男君が「何を?なにかあっ

た?」「いまのすれ違ったトラックの運転席になんか、へんなお面があって、こっち見て

きた。一本線の目が私の方に、ずっと向けてきた~。動いているのに私の目にあわせて動い

ていたぁー」「それは ちょっと やばくね?」



絵にするとこんな感じのお面だ。ちなみに、横の運転手はたぶんこんなだったか、サングラ

スをかけていたような、とにかく普通の人間みたいだから記憶にあまり残らないのだと思う

だから運転手の体を描き忘れただけで、この人の体はちゃんとあったのだ。だけど、その後

ろも真っ黒の背景だった。最初、そのお面が見えた時は、トラック野郎の人が助手席に

昔、八代亜紀のポスターを貼っていた(トラック野郎は昔 八代亜紀のファンが多かった)

その類の、ただのインテリアのお面かな、と直感で思ったのだよ。私もそんなノリは嫌いで

はないので。だから、変わったお面を飾ってるんやなの気持ちで、注視してたら、こんな

気色の悪いことになってしまったのだ。田原を過ぎた串本よりのあたりだったのか、次男君

に事のしだいを説明したあとで「あのトラックどこ?」と振り向いて見たのだが、その瞬間か

ら時間がたっていたので、かなり離れてしまっていた。


ただの目の錯覚?時々、描かれた人の目線が、部屋のどこに立ってもついてくる・・という

話を聞いたり、私がこの間神戸の帰りに持ち帰った、I  小栗旬 の写真も

視線がついてくる。



小栗旬なら怖くもないのだけどね、なんかほら、ホラーっていうか『世にも奇妙な物語』み

たいやん。と・・・この時は、これだけだと思ったんだけど・・・。
コメント (3)
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