脛骨欠損に関する研究報告
脛骨欠損についての治療方針について 問い合わせを受けることが増えている。
なかなか答えづらいし、どうしたものか
しかも、意外にみなさま 相談したいわりには匿名を希望されたりする。
まぁ、当時は同じ立場だったので気持ちは痛いほどわかるから、なんとか力になりたい。
いろいろ考えて
文献紹介ならどうかと思いついた
国の補助金を使って、脛骨欠損の治療経験を研究報告している論文がある。
これなら、皆様にご披露しても 問題ないだろう。
だってみなさんに公開されているものだから(^^;;
日本一の症例数をもつ病院の経験
たぶん参考になる。
少し古いけど、日本の整形外科医の見解は、たぶんあまりこれから大きくは変化していないだろう。
こうした報告を元に、医師の皆様はたぶんお話をされている。
だから、たぶん 両足の1型以外は温存を勧めるんだろうな。
もう少し先を追跡して書くといいんだろうな。
たぶん、病院にいかなくなるか、行くとしてもセンターには行かないかもだから、把握できないかもな。
うーむ。
以下、抜粋
詳しくは検索してみれば見つかります。少し抜粋になっています。
ご参考まで
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
厚生科学研究費補助金(子ども家庭総合研究事業)
総括研究報告書
先天性脛骨欠損の治療経験
研究協力者
松山順太郎 君塚葵 柳迫康夫 坂口亮 三輪隆
主任研究者 城 良二
心身障害児総合医療療育センター整形外科
要旨 平成1年から12年までの12年間に当センターにて治療を行った先天性脛骨欠損症の症例は男児11例、女児4例の計15例であった。罹患肢は右15 肢、左9肢の計24肢であり9例は両側例であった。Jonesの分類でI a型が6肢、I b型が6肢、H型が7肢、IV型が5肢で、皿型はなかった。治療は1型の片側罹患3例に対し腓骨中心化術が行われ、うち2例は脚長差・膝関節機能障害により切断に至った。II型の片側罹患4例は脛腓骨癒合術・足関節離断術、下腿義足にて安定した歩行が得られた。IV型では手術・装具による足部変形にたいする治療のみで十分な荷重歩行が得られていた。1型あるいはH型の両側罹患2例に対してはいずれも膝離断・足関節離断を行った。離断と義足訓練を早期よりおこなった症例は5歳前後には義足も自立し高い活動性が得られ ていた。両側罹患例では、1歳前後で膝離断し早期より義足歩行を行った方が実用歩行も早期に得られ長期的に見て有利と思われた。
はじめに
先天性脛骨欠損症は10万人対0.1と発生頻度はきわめて低くまたその殆どが弧発例である1)。
欠損部位・程度は多様性に富み、手指・大腿骨の奇形など合併症が多い2)ことも特徴である。治療方針はJonesの病型分類に対応し早期より手術・装具療法が行われるが足部変形・膝関節機能障害・成長に伴う脚長差の進行と治療上の問題は多い3)。
特に変形・機能障害の強い罹患肢に対しし早期に切断をすべきかということは統一された見解はなく議論されることが多い。当センターにて平成1年から12年までの12年間で治療を行った先天性脛骨欠損症の治療経験を報告する。
症例
症例は男児11例、女児4例の計15例
脛骨欠損についての治療方針について 問い合わせを受けることが増えている。
なかなか答えづらいし、どうしたものか
しかも、意外にみなさま 相談したいわりには匿名を希望されたりする。
まぁ、当時は同じ立場だったので気持ちは痛いほどわかるから、なんとか力になりたい。
いろいろ考えて
文献紹介ならどうかと思いついた
国の補助金を使って、脛骨欠損の治療経験を研究報告している論文がある。
これなら、皆様にご披露しても 問題ないだろう。
だってみなさんに公開されているものだから(^^;;
日本一の症例数をもつ病院の経験
たぶん参考になる。
少し古いけど、日本の整形外科医の見解は、たぶんあまりこれから大きくは変化していないだろう。
こうした報告を元に、医師の皆様はたぶんお話をされている。
だから、たぶん 両足の1型以外は温存を勧めるんだろうな。
もう少し先を追跡して書くといいんだろうな。
たぶん、病院にいかなくなるか、行くとしてもセンターには行かないかもだから、把握できないかもな。
うーむ。
以下、抜粋
詳しくは検索してみれば見つかります。少し抜粋になっています。
ご参考まで
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
厚生科学研究費補助金(子ども家庭総合研究事業)
総括研究報告書
先天性脛骨欠損の治療経験
研究協力者
松山順太郎 君塚葵 柳迫康夫 坂口亮 三輪隆
主任研究者 城 良二
心身障害児総合医療療育センター整形外科
要旨 平成1年から12年までの12年間に当センターにて治療を行った先天性脛骨欠損症の症例は男児11例、女児4例の計15例であった。罹患肢は右15 肢、左9肢の計24肢であり9例は両側例であった。Jonesの分類でI a型が6肢、I b型が6肢、H型が7肢、IV型が5肢で、皿型はなかった。治療は1型の片側罹患3例に対し腓骨中心化術が行われ、うち2例は脚長差・膝関節機能障害により切断に至った。II型の片側罹患4例は脛腓骨癒合術・足関節離断術、下腿義足にて安定した歩行が得られた。IV型では手術・装具による足部変形にたいする治療のみで十分な荷重歩行が得られていた。1型あるいはH型の両側罹患2例に対してはいずれも膝離断・足関節離断を行った。離断と義足訓練を早期よりおこなった症例は5歳前後には義足も自立し高い活動性が得られ ていた。両側罹患例では、1歳前後で膝離断し早期より義足歩行を行った方が実用歩行も早期に得られ長期的に見て有利と思われた。
はじめに
先天性脛骨欠損症は10万人対0.1と発生頻度はきわめて低くまたその殆どが弧発例である1)。
欠損部位・程度は多様性に富み、手指・大腿骨の奇形など合併症が多い2)ことも特徴である。治療方針はJonesの病型分類に対応し早期より手術・装具療法が行われるが足部変形・膝関節機能障害・成長に伴う脚長差の進行と治療上の問題は多い3)。
特に変形・機能障害の強い罹患肢に対しし早期に切断をすべきかということは統一された見解はなく議論されることが多い。当センターにて平成1年から12年までの12年間で治療を行った先天性脛骨欠損症の治療経験を報告する。
症例
症例は男児11例、女児4例の計15例