早生フキをいただきました。わが家のフキはまだまだです。まだ茎が高くたちあがりません。まだ葉の色も明るい緑というより濃くて暗い色です。
いただいたフキは、まずは家内に普通に煮てもらいました。これは夏にわが家で食べる普通の食べ方です。ほんのりとフキの香りがして、煮くずれせずきちんとした肉厚の管の形をとどめていますが、とても柔らかです。
次に、信田巻き(しのだまき)にしてもらいました。油揚げの味が加わり、また格別な食べ物になりました。これは、油揚げのすこし歯の切れが悪い感じと、フキのサクサク感の二通りの歯触りがあって、これまた独特です。
油揚げを使ったもののことを「信田○○」と言うようです。「信田鮨」(油揚げの寿司つまり、おいなりさん)、「信田巻き」(油揚げの中に具の入ったもの、あるいは具を油揚げで巻いたもの)などです。これは阿部晴明の母、葛葉(くずのは)は今の大阪府泉市の信田の森の狐だったとかいう言い伝えが元になり、狐は油揚げが好きということと相俟って「信田○○」という言い方が生まれたという話です。言葉を楽しむ遠回しな表現ですね。
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NHK教育テレビ N響アワー NHK教育テレビ 芸術劇場
ルドルフ・バルシャイ指揮 N響 サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィル
モーツアルト 交響曲第35番 ダフニスとクロエ、その他
どちらもよかったね~ ♪