長靴の悩み

2008年09月26日 | Weblog

 まったく、はっきりしない天気の一日でした。外に出て仕事をしようとするとパラパラと降り出すのです。「じゃ、やめようか。」と長靴を脱いで家に入って本でも読んでいると止むので、「それじゃ始めようか。」と外にでると降り出すという、きわめて根性の悪いいじわるな人がやるようなことに似たような降り方でした。

 それでも、合間を見ては少しは野良仕事をしました。長靴と言いましたが、本当は畑仕事は地下足袋がいいんでしょうね。しかし、あのコハゼを10個もはめるのが面倒なので、いつも長靴を履いてしまいます。運動靴は土が入ってだめですからね。

 ところでコハゼって漢字で書けないので、辞書で調べてみたら 小鉤(鞐)という字なんですね。こういう字は書けなくたって恥ずかしくないですね。だいたい、コハゼなんて知らない若者の方がはるかに多いと思います。

      
  矢印のところに異常に力が加わるので、破けてしまうんです。

 話をもどしますが、その長靴ですが、直ぐにだめになってしまうんです。草むしりを多くするからですね。無理に曲げられるので、とうとう耐えられなくなり裂け目ができてしまうんです。数ヶ月しか持ちません。長靴というのは、長いばかりでなくて長持ちする靴という意味は無いんでしょうか。何か良い履き物がないでしょうか。

 

 ワケギです。プランターに植えて、取りやすくしてあるのですが、それでも食べないですね。食べるときにはワケギでなくて、ネギになってしまいます。チャイブも食べませんね。

  

 昨日は午後は暑かったのですが、今日はとても涼しいです。暖房器具を使った地域もあったとか。秋が深まってきましたね。いま、コオロギが一匹さびしく鳴いていますよ。泣いているわけじゃないでしょうね。

      しんしんと     谷村 馨

   しんしんと  更けゆく夜に
   こおろぎよ  泣くな一人で淋しいと
   もっと淋しい 人もいる

       しとしとと  冷たく落ちる
       秋の雨    泣くなこおろぎ悲しいと
       もっと悲しい 人もいる

   しみじみと   思い浮かべむ
   おさなき日   泣きなき聞いた子守歌
   もう戻りゃせぬ 母の影


  一日一茶

    淋しさに飯をくふ也秋の風

  廃久

    淋しさに飯をくふ也秋の暮

    淋しさに耐えたる人の秋の暮

    淋しさに思わず家を出(いで)にけり

    淋しさはきのうやけふのことでなし

    淋しさを噛みしめながら秋の暮


 おセンチな秋の夜でした。
 
 

少し動くと暑いです

2008年09月26日 | Weblog

 いつまでも残暑が続きますね。昨日は午後にとても暑くなりました。今日はこれからどういう日になるのか。ただ、何もしないで居てはさほどは暑く感じませんですが、朝食後にちょっと動いたら汗をびっしょりかいてしまいました。

 このごろは、「彼岸まで」という言葉も通用しなくなっているのではないかと思うのですが、そういう言い方が生まれた頃に生きていたわけではないので、うまく比較出来ませんからよく分かりません。

 しかし、「彼岸」という時期を選び、その時期ならしっかりと季節も移り変わっているだろうと思って言い始めたのかなとも思われます。言いならわしが生まれ、それが長い間言い継がれて来たと言うことを考えると、そのように先ず考えて良いのかなと思います。

 ただ、もちろん季節のことですから、ずれは常にあるでしょう。それに、彼岸という時期をはずして、彼岸に相当するような目立つ全国的な行事しきたりというのは、その後はしばらくありません。とすると、「彼岸」と言い切ってしまった方がはっきりするということも確かです。

 いつか私が勝手に「暑さ寒さも彼岸過ぎまで」と言ったことがありましたが、そういう言い方は固定された言い方がすでにあり、変わることのないほとしっかりと固定されていますから、普遍性が生まれるとは言えません。ただの言葉遊びに過ぎません。

 

 さて、先日はスズメバチのことを話しましたが、みなさんからいただいたコメントに何とお答えしたらよいか分からなくなってしまいました。それで、その話題の部分は封印してしまうことにしました。よろしくお願いします。

 日は巡り、紅顔の美少年は白髪の腰の曲がった老人に。光陰は矢の如しとか、流れる水のようだとか、白馬が隙間を取りすぎるくらい速いとか、歳月は人を待たずとか、時は飛ぶなんていろいろな言い方がありますから、やっぱり誰にとっても速いんですね。

 今日は何をしようかなと朝のうちはワクワクしていますけど、たぶんアッという間に過ぎてしまうのかなと思っています。 まあ、あまり気にしないで本でも読んで過ごすことにしましょうか。