どう思うか

2014年09月15日 | Weblog


子猫はカラスの餌食になると言うので、外に出すときにはまだ十分気をつけています。そういうことは今度が初めてです。何カ所かで餌食になった話を聞きました。

やっぱり、カラスは仲良くできない鳥なんですね。昔の童謡のように 夕焼け小焼 とか 七つの子 のような、何となく親しみのある鳥であった時代が懐かしいです。今は、そのような話も聞くし、作物が荒らされて困る話が多いです。公園で遊ぶ鳩を後ろから迫っていって首をくわえてひねり殺し食べてしまう様子をテレビでみたことがありました。

 

もっとも、テレビで放送したりネットの動画で見たりしているので、つまり情報が多すぎるのでカラスの残酷な面が強調されてしまっているのかも知れません。昔も、そういうことがあったかも知れませんが、知っている人がいたとしても、ごく狭い範囲の人であったり、情報は途中で途切れてしまったりして、広がりにくいこともあったことは事実だと思いますが。

 

作物に害を与えるのは、私の近辺ではハクビシンです。ハクビシンは、それなりに狸ぐらいの大きさがあり、それなりに体重もありますから、トウモロコシに掛かられると幹も枝葉もメチャクチャにされてしまいます。
それから、動物特有のあっちこっち食いちらかすことです。一つを丹念に全部食べてくれる方がまだ良いのですけど。

 
                蛇口から出てくる水を飲むのが好きなミーちゃん

先日、今度のお月見は曇りだったと言うことを言いましたが、残念だったとも思いはしませんでした。 それに関して、必ずしも満月の皎々と照らす夜空が良いものとばかりは言えないと言った昔の人がいます。

「 花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは。雨に向かひて月を恋ひ、( 簾:すだれを ) たれこめて春のゆくへを知らぬも、なほあはれに情け深し。( 桜は満開、月は満月だけが見る価値があるべきものだろうか。雨の日に月を恋しく思い、簾を垂れて部屋にこもって、春の行方を知らないでいるのも情趣が深い ) ・・・ 」  と、かの 『 徒然草 』 の中で兼好法師が言っています。

ちょっと、あの時には徒然草のその部分があったことを忘れてしまい、残念な気がしましたが、なるほと考えて見れば、そういう時があっても良いのだと思う方が乙な気分になれたんだなと、いま思っています。

 

神社やお寺で引くお神籤もそうですね。いきなり大吉を引けば嬉しいには違いありませんが、頂上を極めたものごとは、次にはその下しかありません。頂上はなかなか続くものではありません。
むしろ凶の方が、それより下はなく上しかないのだから、吉なのだと言うことを何かで聞いたか読んだかしたのをおぼろげに思い出します。ちょっと似ているかなと思いました。ものは考えようだとも思えるし、それだけのものでも無いよ、とも思えるし・・・。