世の中は分からないことだらけです。分かったようで分からないのが歴史。一体何が真相なのかさっぱり分かりません。もっとも、歴史に限らず、現代のことも同じです。今も大騒ぎになるような出来事、例えばいま騒がれている地震直後の原発事故に対しての対処のしかたなどは、一体どうしてそのようなことなのか、説あって分からないことが如何に多いことか。
草地にある千成ほおずきです。野生のもので、雑草です。草むしりの対象になります。
今はまだ青いのですが、熟すると赤くはならずに黄土色になります。浅草はほおずき市でも有名ですが、その元は東京の愛宕山に鎮座する愛宕神社から始まったのだそうです。
元はこの千成ほおずきだったそうです。
http://sikisansaku.sakura.ne.jp/465_atago/houzuki.htm をご覧ください。千成ほおずきのことは書いてありませんが、BSジャパンでやっている「神社百景」で愛宕神社を放送しているのを見ていたら、ほおずき市のことが出てきて、元は千成りだったと言っていました。
この写真のほおずきは私のところに生えているものです。雑草なので、取り払ってしまいますが、根絶やしにはしないようにしています。
もと、私の家の田んぼのあったあたりです。川を挟んで二カ所ありました。まだ幼い頃でしたが、春になると親が仕事をしているこの田んぼや脇を慣れている川でよく遊んだので、とても懐かしいです。
父母が耕していましたが、ここから家は少し遠いし、トラックも脱穀機なども一切なくて、他人にお願いして脱穀などをしてもらっていました。いちいち頼み廻るのが大変だったらしく、ほかの土地と交換をし、米作りは止めにしました。子どもながらも、そのことをよく覚えていて、懐かしさでジーンとくることがあります。