筑波山

2014年09月26日 | Weblog


夏の疲れが残っているのか、まだ体力的に心配がありますが、あまりにも天気が良いので筑波山に行って来ました。

 

筑波山はいくつも登る道がありますが、今回は筑波神社の境内を抜けて、ケーブルカーで登ることにしました。この神社のところから登山となると、ちょっと今の体力ではきついです。

 

ケーブルカーを利用するのは、本当に何十年かぶりです。このほかに、まったく別な登り口の方からロープウェイもあります。
車内の案内の放送では、ケーブルカーとロープウェイの二つの乗り物がある山は珍しいのだそうです。

 

途中でくだりの車両とすれ違い。

 

晴れていましたから、眺めはとても良かったです。はるか向こうの方が霞んでいなかったら、富士山も見えたかも知れません。これは南西の方向の風景です。

 

下に見えるのは琵琶湖の次に大きい湖・霞が浦(かすみがうら)です。

 

ケーブルカーは、男体山と女体山の間の広場・御幸ヶ原が終点です。そこから、今回は男体山に登りました。こちらの方が女体山より傾斜が急なので大変ですが、ゆっくり休みながら登りました。

筑波山の遠景ですが、右が女体山、左が男体山。その間の低い所が御幸ヶ原と言われるところです。男体山の方が少し高いと言われています。

 

筑波神社の拝殿のすぐ裏には歌碑が所々に立っていました。これらは皆、万葉集の筑波山が詠み込まれている歌の碑です。

 筑波嶺にかか鳴く鷲の音のみをか泣きわたりなむ逢ふとはなしに
 筑波祢尓 可加奈久和之能 祢乃未乎可 奈伎和多里南牟安布登波奈思尓

 
 

お昼は、筑波神社門前にあるホテルで食べました。待っている間にお風呂があるので、ゆっくり入って汗を流しました。

天気は良いし、気温は暑くも寒くもなく、登るのに汗がでても涼しい風がなでて行ってくれるので、すぐに楽になりました。