簡易版環境マネジメントシステム・KESの認証取得を目指している会社がありました。
環境管理責任者は 最高責任者や他の経営陣に“ISO9001の認証の時よりカンタンです!もう出来たも同然デス。”と説明し、自らも お気楽に そのように思っていました。
認証のための活動を推進している事務局の担当者は これには閉口していました。“簡単”との認識が 経営者から一般社員にいたるまで浸透し、全員参加で行なうべき . . . 本文を読む
“内部品質監査員の資格保持者及び 実際に内部監査をした社員には それなりの報酬・手当ての制度を検討しろ!”と、トップ・マネジメントから指示がありました。
エェ~ッ?こりゃ また ドウジャろカイッ?!
今 話題騒然の 市役所などの不当な手当支給のような発想。
戸籍係の職員に 戸籍登録手当や、徴税担当の職員に 徴税手当、運転手に運転手当・・・・・・・
これが どんなにバカバカしいことと世間の批判を . . . 本文を読む
2ヶ月遅れで来た議事録を見て またまた問題発見!
決まったようで決まらない・・・経営会議議事録の続きです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*トラック輸送のトラブル
・当社の重要購買品についての輸送仕様に関し文書で運送業者と確認し合う必要がある
・確認しあう事項は荷台での積載方法や製品の特性、緊急時の連絡体制などが上げられる
・万が一に備え積荷の内容について運送業者に認 . . . 本文を読む
2ヶ月遅れで来た議事録を見てビックリ仰天。
*内部品質監査リーダー教育
・監査リーダーの任命は誰が何を基準に行っているのか
・今後、監査リーダーの任命、教育の実施については人事部と協議して行う事
・監査リーダーとしての能力を人事考課に反映させる事も必要
と、ありました。本年度の 内部品質監査を実施するタイムスケジュールに沿って 監査リーダーを教育し、準備し、活動を進めていたISO事務局担 . . . 本文を読む
とある中小企業で、月一度 初旬の土曜日に課長以上を全員集めて 丸1日かけて月次の活動報告をさせていました。
この会議 以前は ウィークデイにしていたのですが、ある時 この会議開催中にトラブルが有って 現場の稼動時は課長が傍に居ないとダメだとのことで 会議は休みの土曜日開催となりました。
こうなると、この会社の課長さん 休む日がありませんね。気の毒。
この会社 もともと課長以上は“ネクタイをして通 . . . 本文を読む
環境マネジメントシステムの認証取得のための活動を開始して半年以上、ようやく仕組も できあがり、2ヶ月の活動実績を踏まえて、何とか内部監査に こぎつけました。
著しい環境側面への対応の活動で 実績について監査チームが 尋ねたところ、本社工場長 答えて曰く
“とりあえず電気について 5%削減の目標を掲げさせました。今は 実態が良く分からないので データを ウォッチングしているところです。もし、目標 . . . 本文を読む
ある会社で 環境マネジメントシステムの認証取得のための活動をしていました。
いよいよ環境のマニュアルも出来上がり、認証の事務局が 社員を集めて、説明会をしていました。
で、説明も 終盤にはいり、いよいよ改善実績の 報告が必要との説明になった時、
“エェ~ッ?!実績のファオローなんて、そんなん カンキョーで やるノ~ォ?!”
と、別件で本社に出て来て、ついでに話を聞いていた 第3工場の工場長が . . . 本文を読む
社長と、一部人事担当者で リクルートに来た学生と面談していた時の ことです。
その学生の内の一人が
“ところで、御社、環境にやさしいエコ活動は 何かなさっていますでしょうか?”
と やけに気の利いた質問をしたところ、社長 何を 思ったか
“・・・特に、何もしていない・・・”
と受け答え。
ビックリした同席の人事部長が 慌てて
“当社では 生産効率を上げ、省エネルギーを図るために、従来から . . . 本文を読む
最近、急速な経営不振に陥っている会社で間接費が増加しているということで、3つの工場での“間接的”業務を行なっている業務課のあり方が問題となりました。
業務課の仕事の実態は 朝の製品出荷用のトラック手配、原材料の入荷手配、トラックへの積み降ろし作業。場合によっては運送中のトラブル対処。保管・滞留在庫の管理。工場建屋を含むユーテリティの修理・保全・維持管理。対外的に工場を代表する工場長や従業員の庶務 . . . 本文を読む
私の知人で ある会社の社員としてISO9001認証取得の仕事をしていた人がいます。
その人が ISO9001認証取得の仕事を始めた頃の話です。
ある日 社長と経営幹部に 認証取得のスケジュールと 必要な予算や心構えを説明していた時、
“こういうことは全員参加で やらなければ上手く行きませんから、社員皆さんの気持ちの方向を合わせる努力が 要りますし、それは 場合によっては容易でないですね。”
と、一 . . . 本文を読む