健康塾通信

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養生訓巻第八 「育幼」

2013年09月11日 05時36分49秒 | Weblog
紫外線はまだまだ強いですが、せせらぎには冷たい風が吹き抜けていました。

昨日の昼下がり、秋の昆虫たちにたくさん出会いました。

写真中央の鮮やかな赤とんぼ

木道の上で休むシオカラトンボ

二頭でささやきあうシジミチョウ

蜜を吸って飛び立つ白い蝶・・ヒメシロ蝶?

鮮やかな緑の毛虫


それでは、本日の養生訓は、育幼から「小児は外に出せ」をご紹介します。

育児真っ最中のお母様たちのご参考になれば・・・


― 小児は脾胃がもろくてせまい。ゆえに食べ物に傷つきやすい。

つねに病人を保護することと同じようにこころがけなければならない。

小児は陽が盛んで熱が高い。だからつねに熱を恐れて熱を発散させる必要がある。

温めすぎると筋骨が弱くなる。

天気の良いときは外に出して、風や日光に当たらせるがよい。

このようにして育てると、身体が丈夫になって病気をしない。

肌に着せる着物は、古い布を用いる。

新しい綿は、身体を温めすぎて良くない。

だから使用してはいけない。―