健康塾通信

皆様がより健康であるための情報やご家庭でお手軽にできる健康法をお伝えいたします。

養老「真心をもって親を養う」

2013年09月28日 20時53分01秒 | Weblog
柳川で出会った大きなクスノキ

本日は、巻第八 養老から「真心をもって親を養う」をお伝えします。

― 人の子であるからには、自分の親を養う道を知らないで良いはずはない。

親の心を楽しましめ、親の心に背かず

怒らすことなく、心配をかけない。

そのときの寒暑に応じて、その居室と寝室とを快適にし、

飲食の味をよくして、真心を持って養わなければならない。―


このように、言われています。

近頃、テレビ等でも介護問題を多く取り上げています。

私自身も、頻繁に両親のもとに通い始めて、はや2年が経過しました。

その間には入院、手術など待ったなしで問題が発生しました。

親たちが老化していく姿は、まさにこれからの人生の手本となります。

これまでケアハウスに入所していましたが、車椅子での移動になると

介護を必要とする施設に移らなければなりません。

介護施設もいろいろな違いがあり、実際に現在の身体の状態と

施設の維持費などの入居費レベルで妥当なところを探すことになります。

ちなみに「特別養護老人ホーム」といって、全国の都道府県にある施設は

介護保険でまかなえるレベルか比較的低い入居費であるため、

どこも300人待ちくらいの状態で

介護度が重度の方からの入居が優先されるのが現状です。

家族でお世話を出来るのが、理想ですが

現実はなかなか厳しいのが実情です。

しかし、自分たちに出来る範囲で、『真心を持って養わなければならない』

ということを肝に銘じていきたいと思います。

明日から、両親のいる石和温泉に行ってまいります。

山梨はぶどうのシーズンで、観光客も多く賑わっていることと思います。

では、皆様も良い週末を。。。