かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

今日のデッドヒートは何とか辛勝。ずぶぬれだけは免れました。

2007-07-18 23:06:16 | Weblog
 今日の帰宅は夕立との競争でした。走り始めてまもなく、ぽつぽつ、と大粒の雨が落ちてくるようになってきたので、信号に止まりがてら後ろを振り返ると、濃いグレーの見るからに怪しげな雲が頭上に覆いかぶさるように張り出してきており、背後はるかな景色は、おそらく大雨によるものと思われるかすみがかった状態になって、心なしか、エンジン音に混じって雷が鳴っているようにも聞こえます。一方、進行方向の空は雲こそかかっていますが白く明るい様子なので、そのまま順調に走ることができれば何とかなるか、と、信号待ちの間も少しずつ本格的な降りに移行しつつある中、まだ冷静に考えておりました。そして走り始めてその考えが正しかったことが実証されたのですが、ほっとしたのもつかの間、今度は開かずの信号とでもいうべき厄介な信号に引っかかってしまいました。ざっと2分くらいは止められてしまうもので、しかもそれが目の前で赤に変る、と言う最悪のタイミングでその交差点にやってきてしまったのです。しょうがないので停止しましたが、いったんやみかけていた雨がまた次第にはっきりと降り始めて、私は気が気ではありませんでした。本当に、今日ほど信号を無視してやろうか、と思ったことはありません。もっともその直後にパトカーが前を横切っていきましたし、何より交通量の多い目の前の道に、赤信号で進入するなど全く馬鹿げています。ですのでただじっと我慢して開放されるのを待っていたのですが、ただでさえ長い信号が、今日はことのほか長く長く感じられました。そんな状況で危うくずぶぬれになりかかったのですが、再び走り出して2,3キロも行かないうちに雨が小降りになり、やがて止んでくれたので、それ以上濡れねずみにならずに済みました。これであと5分も出るのが遅れていたら、まさに水に落ちでもしたしたように下着まで水滴るような状態になっていたことでしょう。これくらいですんで良かったと思います。

 ところで、ドイツでは思うようにならないパソコンにイライラが募り、ついに窓からパソコンを放り投げてしまった男性がいたそうですね。それで、その男性に同情して警察もお咎めなし、にしたんだとか。確かにパソコンは思うように動かなかったり勝手にフリーズしたりやたらとのろかったりと人のフラストレーションをこれほど効率よく高めてくれるものは他には無いだろう、と断言したくなるくらい神経を逆なでにして、私も思わずその液晶画面を殴りつけたくなったりしますけど、そんなことして壊れたら困る、と言う意識の方が強く働いて、実際に殴りつけたことはこれまでありません。この男性もよほど腹に据えかねたのでしょうが、本当にパソコンにはもう少し人のイライラを解消してくれるまともな道具になってほしいと切に願いたいと思います。

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