かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

「河野談話」白紙撤回を求める署名に署名してみました。

2007-07-02 23:24:26 | Weblog
 なんだか毎日「雨降らず」と書くのも飽きてきましたが、今日もまた雨らしいものは全く無いまま、一日が終わりました。一応怪しげな雲は浮かんでいるのですが、そこから雨粒が落ちてくる様子は一向に無く、ただ蒸し暑さが募るばかりと言うのがなんともつまらないです。あんまり雨が少ないと、もちろん地域によっては生活に必須の分さえ事欠くような事態になりかねませんし、農産物の出来にも大きく影響してきます。せめて梅雨後半くらいは、季節に合った天気で地を潤して欲しいものです。

 さて、今更ではありますが、従軍慰安婦問題の”根拠”とされている「河野談話」の白紙撤回を求める署名サイトというところで、表題どおりの署名をしてみました。問題の「河野談話」については、ちょっと検索すれば文字通り山ほど出てきますし、話自体がいまや知らぬものとて無い有名な事柄にもなっておりますのであえてここで繰り返す積もりはありませんが、少なくとも、当時の内閣の末期的状況のどさくさにまぎれて、河野洋平氏と外務省が独断で発信した、という点について、また、そんないわば「私文書」としか思えないものが、日本国政府の公式見解として外国の議会で非難決議案が大真面目に議論されてしまうと言う状況について、とりあえず白紙撤回する必要があるのではないか、と思うのです。その内容の是非や問題の真偽については、改めて専門家を集めて研究すればいいわけで、その過程でやはり旧軍の関与なり強制性があったことが明らかになったというのなら、素直にそれを認めてその時点で閣議決定なり国会で決議するなりして、日本国の正式な謝罪声明として世界に発信すればいいんじゃないのでしょうか。その際は天皇陛下に国民を代表して世界に向け頭を下げていただくこともありえるかもしれませんし、日本国民総ざんげで過去の過ちについて反省すればよろしかろうと思います。また、やはり強制性とか軍の関与はなく、戦争と言う極限状態で発生した数多くの不幸なお話のうちの一つだった、ということなら、そういう事実を明言した上で、そうした境遇にあった数多の人々に対して、政府として同情を禁じえない、日本政府として今後そのような事態が世界で起こることのないよう、不断の努力を続けることを約束する、などというような声明でも公式に発したらいかがでしょう。あやふやなものをいつまでもあやふやなまま奉っているから色々無理が来るわけで、大体においてそういうものはまず一度すっきり壊してしまってから作り直した方が、こわしたり作り直したりするときの苦労はあるものの、結局全体を通してみれば無理なく美しく確固としたものが比較的楽にできるものです。実にシンプルで簡単なことだと私自身は思うのですが、何故にこの程度のことでみなが右往左往しなくちゃならないんでしょう?

コメント
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