今日のテレビのニュースで、お天気の関係のところで「今年は冷夏かも?」という話があったそうです。もうずっと猛暑、猛暑と連呼されてすっかりその気になっていたのに、今更冷夏と言われてもなんだかな、と言う気がします。原因は日照不足で、今年の米をはじめとする作物や野菜、果物などの生育が危ぶまれているとか。確かにこのところ雨も多いですけど、梅雨なんだから当たり前のような気がしますし、この話本当なのでしょうか? それにいくら冷夏といっても梅雨明けにはそれなりの夏らしい天気にもなると思いますし、どうもこの間の台風といい、本当によく判らないお天気です。そりゃもちろん、冷夏のほうが過ごしやすくって助かるのは助かるのですけどね。原発が止まって電力事情も大変な業界にはありがたい話でしょうし。とりあえずここはあまり期待せずに、温度計を見ていることにいたしましょう。
さて、日本がつきの探査のために打ち上げる予定の人工衛星その名も「かぐや」が、8月16日の打ち上げを延期することに決まったそうです。原因は、2個装備している子衛星に装備された、月の重力を探査する装置の部品であるコンデンサで、一部電極を誤って反対に取り付けてしまったことが判ったから、だそうです。人工衛星ともなれば何千とも何万とも知れぬさまざまな電子部品が取り付けられているのでしょうけれど、それにしたってプラスマイナスを間違えて取り付けるというのは、随分と初歩的なミスをやったものです。日本のロケットや衛星にはどうもミスが続いているような感じがするのですが、一応打ち上げ前に判明したとはいえ、さまざまなテストもやっているはずの基盤や機体でそのミスを発見できなかったと言うのは、少々問題があるのではないか、と思います。
ただ、単純にミスをあげつらってみてもしょうがないわけで、何故そのようなミスが生じたのか、どうすればそれを回避できたのか、と言う点についてもう少し情報がほしいものです。たとえば、衛星の部品になるようなコンデンサと言うのはどんな形をしているのか知りませんが、民生品の電解コンデンサのようにプラスとマイナスで足の長さが違うとか、何かはっきり見分けられるような特徴でも無かったのでしょうか。工期が押していたとか、錯覚を起こしやすいような配置になっていたとか、外的要因や設計の形に問題は無かったのでしょうか。ただミスをした会社や機構、あるいはそれを担当した作業員や技術者のお粗末振りをあげつらう余裕で、そういったミスを誘発する原因の解明と未然防止策、それに仮にミスがあっても大過なく全体を機能させるような冗長性が確保されていたか、などの点を意識した記事を出してもらいたいと思います。
さて、日本がつきの探査のために打ち上げる予定の人工衛星その名も「かぐや」が、8月16日の打ち上げを延期することに決まったそうです。原因は、2個装備している子衛星に装備された、月の重力を探査する装置の部品であるコンデンサで、一部電極を誤って反対に取り付けてしまったことが判ったから、だそうです。人工衛星ともなれば何千とも何万とも知れぬさまざまな電子部品が取り付けられているのでしょうけれど、それにしたってプラスマイナスを間違えて取り付けるというのは、随分と初歩的なミスをやったものです。日本のロケットや衛星にはどうもミスが続いているような感じがするのですが、一応打ち上げ前に判明したとはいえ、さまざまなテストもやっているはずの基盤や機体でそのミスを発見できなかったと言うのは、少々問題があるのではないか、と思います。
ただ、単純にミスをあげつらってみてもしょうがないわけで、何故そのようなミスが生じたのか、どうすればそれを回避できたのか、と言う点についてもう少し情報がほしいものです。たとえば、衛星の部品になるようなコンデンサと言うのはどんな形をしているのか知りませんが、民生品の電解コンデンサのようにプラスとマイナスで足の長さが違うとか、何かはっきり見分けられるような特徴でも無かったのでしょうか。工期が押していたとか、錯覚を起こしやすいような配置になっていたとか、外的要因や設計の形に問題は無かったのでしょうか。ただミスをした会社や機構、あるいはそれを担当した作業員や技術者のお粗末振りをあげつらう余裕で、そういったミスを誘発する原因の解明と未然防止策、それに仮にミスがあっても大過なく全体を機能させるような冗長性が確保されていたか、などの点を意識した記事を出してもらいたいと思います。