かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

この選挙って本当に前評判ほど大騒ぎする必要のあるものだったんでしょうか?

2007-07-29 22:58:58 | Weblog
 今日は10時ごろまで熟睡。その後ごちゃごちゃと休日の雑用を幾つかこなし、昼過ぎの一番暑い時間帯に、参議院選挙の投票に行って参りました。既にテレビでは開票速報を出していますが、自民惨敗、民主大勝は間違いない情勢のようです。まあそれも国民の選択と言うよりないのかもしれませんが、本当に今の民主で大丈夫なのかな? というそこはかとない不安を覚えます。それにマスコミの報道振りも、かつての細川政権誕生のときのように、中立公正の基本を忘れた情報操作を髣髴とさせるような雰囲気があったように感じました。その昔、日露戦争直後、ほとんど辛勝というしかない実情を知らない民衆を煽り立て、日比谷焼き討ちを初めとした大騒憂を巻き起こし、ついに帝都に戒厳令が発令されたことや、大東亜戦争前に、対米戦を盛んに喧伝して国の道行きを誤らせたりした、かつてのマスコミの姿が透けて見えるような気がするのです。あるいはダイオキシン疑惑やら不二家バッシングやら、物事の真相を丹念に追究することもなくただひたすら「空気」を醸成して大騒ぎをやらかしたようなことと似た姿が、この選挙を控えてあったんじゃないか、という気もいたします。後世、日本という国家を滅ぼしたのはかの国のマスコミであった、などと記録されたりしないだろうか、と言う気すらしてまいります。
 それとは別に、実は前々から一つ判らない話があるんですが、参院で過半数を割ったとして、それがどれだけ影響するんでしょうね? 私が昔々に習った社会科の話ですと、衆院を通過した法案が参院で否決されても、再度衆院で三分の二の賛成が得られたら法案が成立する、という話だったように記憶しています。そして今の衆院は与党が三分の二を抑えている状況です。つまり参院でいくら民主党他ががんばって議席を獲得して優位に立とうとも、今の状況ではなんら効力を発揮し得ないのではないでしょうか? その答えは、今後の政局に示されるのだろうとは思いますが、参院で否決されて多少法案が成立するまで手間隙がかかっても、本当に成立させたければ方法はあるんじゃないか、と思えてならないのです。この考えはどこか間違っているんでしょうか? 

 まあ明日にはちゃんとした結果が出るでしょうから、それを見てまた何かあったら感想の一つも記録しておきましょう。首相も今のところ続投を明言してますし。将来何かの機会に今日明日のブログを振り返ることも無きにしも非ずですからね。

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