かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

近江国ならともかく、近江県なんて言いにくい名前にならなくてよかったと思います。

2015-07-27 21:26:04 | Weblog
 連日暑い日が続きますが今日は昼過ぎから青空が消えて全面に雲が広がり、西風が強く吹き出してきました。更に夕方にはさあっと軽い雨が。このところの天気模様でこのような天気になるのはちょっと考えにくいので、多分先日北九州沖で熱帯低気圧に変化した台風12号の名残なんじゃないか? と考えています。でも、今週はどうやら夕立雨が降りやすくなりそうな塩梅らしいですし、再来週にはまた台風がやってくるかも? という話もあり、中々簡単に安定した夏空というわけには行かないみたいですね。

 さて、滋賀県の県名改名動議、県民に対するアンケートが行われ、8割以上の県民が「現状維持」を望むと答えたとのことです。近江県だとか琵琶湖県だとか、滋賀県の全国知名度最下位に悩んだ末、県議会でも色々話し合われたみたいですが、まあ滋賀県のまま残ってよかったんじゃないか、と私などは思います。それにしても、近江県案も、近江牛や近江米などで親しまれているから、という理由だそうですが、これってそんなに広く親しまれているんでしょうか? 一応隣の県もあるので、私などはそれなりに知ってはいますが、近畿の外に出たらそれすら知る人はほとんど居なくなるんじゃないでしょうか? 
 それはそれとしても、そもそも、県の知名度ってそんなに重要なんでしょうか? 別に近江牛を食べに来てもらって琵琶湖で遊んでもらえばそれでいいんじゃないの? と思うのですが、滋賀県が全国的に著名になって何が良いのか、どうもよく判らないのです。琵琶湖だけじゃないよ、と言いたい気持ちがあったとしたならそれはそれで判らなくもないのですが、日本最大の湖、ということで必ず学校で習うというだけでも大した知名度ではないですか。そんなものが全然ない県だってあるでしょうに。
 第一、例えば私などは九州四国中国近畿中部、まではどこにどの府県があるか、間違えること無く答えられそうですが、関東地方内陸部や東北地方の県の配置は未だによくわかってなくて、多分白地図を前にしたら正確に埋めきれるか自信がありません。関東あたりから近畿を見たら、同じような話になるのでは? と思わずにはいられません。
 知名度が一位とか2位になるとでも言うのならともかく、47位が仮に30位くらいになっても所詮違いなどありはしないでしょう。そんな下らないことに力を注ぐ暇と余裕があるのなあら他にやるべきことはいくらでもあるでしょうに、滋賀県民の選択の結果とはいえ、滋賀県政の行方はどうも混迷をきたしているんじゃないかという気がします。

コメント
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