かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

大地震や噴火の予兆と誤解されかねないタイトルは、ニュースとしてどうかと思います。

2020-02-24 20:01:35 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温0.3℃、昼の最高気温は14.5℃、五條市の今朝の最低気温は−2.4℃、昼の最高気温は15.9℃でした。今日は朝から快晴の一日。気温もぐんぐん上がり、春を思わせるゆくぬくもりに包まれました。ただ天気は早くも下り坂で、明日の夜から明後日にかけて雨になる模様です。その後少し寒気が入って、月末は少し寒くなるようです。ただ長期予報では、3月も変わらず気温高めに推移する模様なので、もう冬は明けつつあると言って良さそうです。ついに今年は自宅で雪を見ずに冬が終わりそう。なにげに奈良県に住むようになって初めてじゃないかと驚いています。

 さて、静岡県南伊豆町の弓ヶ浜温泉が存続の危機にあるのだとか。湯量が激減し、湯温も下がってきている、というニュース・タイトルを見て、これはまた地震か火山噴火の予兆なのか?! と驚いてよく読んで見れば、なんのことはない、源泉からのパイプラインが老朽化して詰まり、湯が通りにくくなっているだけのお話でした。全く人騒がせな話ですが、源泉から温泉宿まで約5キロ、パイプを通してあり、そのパイプの中に、温泉の豊富な鉱物などが付着・拡大し、パイプが詰まって来ているのが原因なのだとか。回復には、数億円かけてパイプを新たに敷設し直すか、やはり大枚はたいて専門の業者にパイプ掃除を依頼するかしか無いそうです。普通の通水パイプでも、サビが成長して詰まることがありますが、温泉なら一段と詰まりやすいイメージがあります。 それならそれで、定期的にパイプを洗浄するとか、計画的に更新していくとかやればよかったのではなかろうか、と思うのですが、そうもいかない特別な事情でもあったんでしょうか? 
 まあ温泉街の危機はそれなりにニュースだとは思いますが、東日本大震災以来、次は東海だとか東南海だとか、富士山も爆発するかも、だとか色々話が出ている昨今なのですから、ニュースのタイトルにはもう少し誤解を招かないよう配慮があってしかるべきだと思わずにはいられませんでした。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする