かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

維新の躍進が目立った選挙ではありましたが、結局「大阪」の代表から一歩も出られてないように感じました。

2021-11-01 19:16:39 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は11.1℃、最高気温は23.3℃、五條市の最低気温は8.4℃、最高気温は22.4℃でした。今日は朝からよく晴れた好天気の一日でした。朝からやや気温高めで、気温はそう大きく変わらないのですが、日差しの下では少し歩けば軽く汗ばむほどの陽気になりました。11月としては、少々高すぎる気温に感じましたが、また12月になった途端スイッチが冬に切り替わって厳寒の日がきたりするんでしょうか?

 さて、衆議院議員総選挙、結果としては与党自民党がやや減、公明党がやや増、立憲共産党(笑)が減、国民民主党が増、そして維新が大幅増、という結果になりました。自民党としては逆風が叫ばれていた中で十分の勝ちを納めたというところ。対する立憲民主−共産連合は野合の批判をかわしきれなかったか、期待された組織力を発揮することも無く敗退となりました。中でも驚いたのが、立憲民主党副代表の要職にあり選挙では毎度抜群の安定度を見せていた辻本清美氏がついに落選したこと。比例復活も無く、とうとう国会を去ることになりました。次の選挙で捲土重来を期すつもりなのか、それともこのまま引退か、お年からしたらまだもう少し頑張れそうな気もしますが、盤石のはずの地盤が維新に侵食された今、果たして復活できるかどうかが注目されます。
 それにしても維新は躍進したとは言え、まだまだ大阪の局地政党でしか無いことが改めて露呈した感じです。まあ大阪以外の選挙区で初めて兵庫6区で議席を獲ったとはいえ、選挙区の伊丹市・宝塚市なんて、ちょっと離れたところからみたら大阪の一部にしか感じません。伊丹なんて大阪国際空港ありますし。せめて近畿圏で議席を獲得できないと、地域政党からの脱皮は難しいと思いますが、それでも大阪のヒトは与党に変えて「維新」という選択肢が選べるだけ幸せなのかもしれません。奈良県では一区を除き選択肢なんてほぼ無いに等しいですから、小選挙区の方は実につまらないです。その1区で馬渕澄夫氏が気を吐いたのは流石だなと思いましたが、結局票の半分も取れていないですし、対抗馬の自民と維新の2人と票を分け合うことになって比例で当選していますから、万一次の選挙で自民と維新が提携したりしたら、立憲共産党よりよほど近しいように見えますし、馬渕氏も盤石とは言い難くなるように思います。対して2区は高市早苗氏、3区は田野瀬太道氏、どちらも次点に3倍の差をつけての圧勝と、他の選択肢が選択肢として機能してません。3区がまだ4区だった頃は前田 武志という挨拶や演説がうまくて選挙も結構強い民主党のヒトがいたのですが、その後継は育たなかったようで、今や完全な自民王国です。田野瀬氏なんてついこの間新型コロナ禍中にあって銀座に飲みに行ったのを暴露されて一時離党する騒ぎを起こしていたのに、まるで影響を感じられないのですから、もはや手の施しようもないのでしょうね。

 ところで、当落予想とか開票速報とかいるんですかね? 当落予想など選挙結果を左右しかねない、はっきり言って選挙の邪魔にしかなっていない気がしますし、速報も別に翌朝ゆっくり結果が観られたら十分だろうと私などは思うのですが。

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