かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

子供給付金、クーポン配ったら1200億円の経費が必要とは、なんとも大盤振る舞いなことです。”

2021-11-26 20:29:23 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は8.8℃、最高気温は17℃、五條市の今朝の最低気温は6.7℃、最高気温は15.9℃でした。今日は昼間に少し雲が出たものの概ねよく晴れ、朝の冷え込みも緩んで、暖かな一日になりました。明日は再び雲が多く、昼は気温が振るわず寒々しい土曜日になりそうです。休日の日課をどうするか、実際の空模様を見て要検討ですね。

 さて、大きな物議を醸しつつも進められる子供給付金について、10万円のうち5万円は現金、5万円はクーポンで支給するとされていますが、この程財務省から、全額現金支給なら事務経費300億円、半分クーポンなら、クーポン印刷費などで1200億円かかるとの試算が国会議員の先生方に公表されたそうです。財務省としては、「現金支給だと貯蓄に回るのに対し、クーポンでなら使用期間を限定するので有効な需要につながる」と理由を説明したそうですが、この給付金の目的って結局何なのでしょうね?コロナ禍による経済の減退を食い止めるカンフル剤なら子供だけに配るのはなんとも中途半端ですし、困窮する家庭への援助なら、貯金されても構わないはずです。1200億円もかけて所得制限までして行う施策がなんとも理解に苦しむ目的の不明さというのは、さすがに問題があるのではないでしょうか? 会計検査院もこの支出が実施される前に無駄を指摘してもよかろうと思いますが、少なくとも次の監査でその意味不明さは指摘されるべきであろうと思います。
 しかし、この分では岸田内閣も早晩支持率低迷にあえぐ短命政権になってしまうかもしれませんね。次の参院選の結果次第でしょうが、せっかくのチャンスに、野党の奮起も待たれるところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする