かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

疲れて帰宅する途中で3時間も無意味に車内に閉じ込められた末、暗闇の中足元の悪い線路上を数百m歩かされた末に目的地でない途中駅で夜中23時過ぎに放り出されるという仕打ち。

2021-11-20 20:21:40 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は7.2℃、最高気温は19.9℃、五條市の今朝の最低気温は4.7℃、最高気温は19℃でした。今日も一日よく晴れました。昼間のポカポカ陽気は季節が幾分逆戻りしたような感じでしたが、まさか20℃寸前まで気温が上がるとは思いませんでした。しかし、せっかくの土曜日の好天気でしたが、午前中は朝から仕事で出かけねばならなかったため、この日差しを活かす布団干しなどは、午後帰宅してから2時間ばかりと、不完全な形でしかできませんでした。あとは明日の日差しに期待ですが、月曜日の雨を考えると、ひょっとしたら明日は早くから雲が広がって日差しが閉ざされるかもしれないのが懸念されます。できれば日中はしっかり陽光が降り注いで欲しいのですが。とりあえず、明日の日差しに期待することに致しましょう。

 さて、昨夜20時35分頃、神戸市内にあるJR西日本の摩耶駅で信号機トラブルが発生、京都ー西明石間のドル箱路線が終日運転取りやめになりました。まあそれは正直どうでも良い話ではあるのですが、ちょうどその時、摩耶駅ー灘駅間を走行中の下り新快速と三ノ宮駅ー灘駅間を走行中の上り快速電車が線路上で立ち往生し、乗客約1700人が3時間も車内に閉じ込められるという被害が発生したことは、自分にも何らかの機会に起こりうる災難だと感じました。信号機トラブルが発生してからJRとしては復旧に集中し、できれば運転取りやめは避けたかったのでしょう。それはそれで社の判断ですから問題は無いと思いますが、乗っている乗客を23時過ぎに復旧断念するまで、電車内に閉じ込めると言う判断には、正直理解に苦しみます。JR西日本は、「線路上を歩くのは危険で運転再開の見込みがあったため」と見解を述べているそうですが、なぜそもそも最初から乗客を電車から降ろして歩かせることが前提なのでしょうか?
 信号はトラブルで動かなかったにしても、電気は電車に通じていたので、走らせようと思えば走らせることができたはずです。もちろん信号トラブル下でいつものような快速を発揮することなど、危なすぎてできようはずもないでしょうが、それでもゆっくりと、自転車速度や何なら人の歩く速度位でもいいので、じわじわと最寄り駅に向けて動かすくらいはできるはずです。駅間はせいぜい2,3キロの距離のはずで、何処で停車していたにせよ、せいぜい1キロか2キロの話です。実際、23時に運転取りやめを決めた時に乗客を電車から降ろして駅まで線路上を歩かせているのですから、歩く速度で走っても、どれだけかかったとしても30分位で駅にたどり着けたはずです。地震や異常積雪などの自然災害や停電などで物理的に走ることができないというのなら仕方ありませんが、今回のトラブルなら電車を最寄り駅につけるくらいは運用次第でできるはずです。それも、田舎の単線で動かして万万が一正面衝突でもしたら危ない、というのならまだ分りますが、神戸線は複線ですから、上下線でそれぞれ電車を動かしたとしても何ら心配ないはずです。その判断がなぜできないのか、その理由をぜひとも知りたいです。
 日本人が我慢強くて優しすぎるからJRもそれに甘えすぎているのではないでしょうか? 海外からの移民を容認する方向に政府も動いているようですが、今の日本人ほど我慢強くも優しくもない人たちがこぞって裁判に訴えるようなことにでもなったらJRはどう受けて立つつもりなのか、一度聞いてみたいものです。


 
コメント
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