かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ガソリンが買い控えできるような性質のものだったらどれだけ生活が楽になるか、官房長官は考えてみるべきです

2021-11-17 19:13:28 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は7.4℃、最高気温は17.9℃、五條市の今朝の最低気温は4.7℃、最高気温は17.4℃でした。今日も一日よく晴れました。しばらくは秋の好天が続き、この土日も紅葉見物に最適な行楽日和となることでしょう。それでもこれだけ日が照っても、もう最高気温が20℃を超えることはありません。また、この間までは水道水が暖かく感じました。水は冷えにくいためであろうと思いますが、もう今はそれもありません。11月も後半に入っていますし、冬に向けて確実に季節は進んでいるようです。

 さて、そんな中毎朝のように灯油を炊いてストーブから暖を取っていますが、灯油もガソリンも高いまま冬を迎えようとしているというのは、やはり不安の多い要素ではあります。報道によると、ガソリンの価格高騰は一息ついたそうで、確かにいつも入れているスタンドが掲げている価格表も、ほんの少し安くなっていました。これが単なる踊り場で次の高騰に向けて一休みしているだけなのか、それとも上がるところまで上がって今後はこの価格を維持することになるのか、世界的な情勢など今ひとつ判りにくい日常生活の中では先を見通すことなど到底叶いませんが、願わくばこのままなるべく価格が上がらないように、そしてできればぐっと下がってくるように祈るばかりです。
 それにしても、昨日も不可解な政府の方策につらつら書いてしまいましたが、第2次岸田内閣の松の官房長官の言は、何度聞いてもよく判らない不可思議な内容に満ちていました。トリガー条項を適用してガソリン価格が下がると、買い控えが起きるのだそうな。 ガソリンや車を贅沢品や嗜好品か何かと勘違いしているんじゃないでしょうか? 地方では車は生活に必須の移動手段であり、とにかく走らせないと仕事も生活もままならなりません。月々の走る距離は大抵一定で、ガソリンが高かろうが安かろうが関係なく毎日毎月一定量必ず消費されるものです。買い控えしたくてもガソリンが無くては生きていけないのですから、買い控えようがありません。官房長官も、東京のすぐ近くなんですから選挙が終わったからと手を抜いてないでたまには千葉3区の地元に戻り、応援してくれている人びとの生の声を聞いてくるべきです。千葉市緑区の方はひょっとしたら便利が良いため車に頼るヒトは余りいないのかもしれませんが、市原市の方はそれなりに栄えているとは言え車無しでは生活できないヒトも多いと思います。彼らにガソリンがもうすぐ安くなるからと言って今買い控えして安くなるのを待つか、待てるか、聞いてくればいいのです。そうすれば、自分がいかに地域の生活について無知蒙昧をさらけ出し、世間様に恥ずかしい姿を晒しているか、理解できるんじゃないでしょうか。岸田総理もこんな世間知らずを官房長官の要職に据えていては沽券に関わるというものです。


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