ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

何屋さん?

2008年12月17日 23時40分33秒 | ラーメン
小さな美容院みたいな雰囲気ですが、一応、ラーメン屋です(笑)。
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RAMEN CiQuE(東京都杉並区阿佐谷南)

2008年12月17日 23時34分55秒 | ラーメン
今日はかねてより気になっていた、取材拒否の上に住所、電話番号、最寄り駅まで
非公開(その割にはネットで検索したら一発で分かったのですが・・・)の、
「RAMEN CiQuE」に食べに行きました。

通常より30分遅れた開店を待って店に入り、醤油ラーメン(750円)と
黒味玉(醤油味)(100円)の食券を券売機で購入し、カウンター席につきました。

出て来たのは動物系のスープに魚介系の出汁を合わせたWスープに
中太ストレート麺が入り、チャーシュー、海苔、ネギ(2種)、メンマ、
ホウレンソウ、味玉が乗った一杯でした。

スープは豚骨の旨味がしっかりしたベースになり、魚介がほど良く香るといった感じで、
動物系の濃度と魚介系のインパクトをとにかく強くした、ありがちな味とは明らかに一線を画しています。
濃厚さを感じさせつつもくどさは皆無で、マイルドでありながら物足りなさは感じさせず、
インパクトはあるけど嫌味にはなってない・・・そんな感じです。
色々な素材の旨味が高次元でまとまっていて、店主のバランス感覚の素晴らしさに脱帽です。

麺は茹で加減がやわらか過ぎるかなと思ったのですが、モチモチした食感が
スープと合っていて、これが固めの茹で加減だったらどうかと考えると、
スープの旨味をあまり絡めとってくれそうにありません。
どうやら、ルリの如き素人には及びもしない、
職人の緻密な計算の結果として導き出された茹で加減のようです。

チャーシューは注文を受けてから切り出したものをオーブンに入れて仕上げに焼いているのもあって
肉の旨味がこれ以上ないくらい味わえ、味玉の味の染み具合と半熟具合は完璧です。
ホウレンソウも苦味がなくスープの味を邪魔していません。
ネギは刻みネギと万能ネギが乗っていて、どちらもスープにマッチしていました。
薬味としてネギを2種類乗せるというのは他所でもありそうであまりないアプローチでしょう。
唯一残念だったのは、海苔が中途半端で蛇足気味だったことです。
スープや他の具と比べると海苔自体の香りが物足りない感は否めません。
乗せるならもっとクオリティの高い海苔にしないと全体のバランスがとれないかも・・・。

全体的には色々な素材の味と香りを卓越したバランス感覚をもってまとめあげた、
非常に繊細な味わいの一杯だと思いました。ある種独特の味で好き嫌いが分かれるかと
思いきや、実は様々な嗜好の客にも対応し得る、究極の万人向けラーメンではないかと思いました。

が、この店の難点は鳥見のポイントとの接続が悪いことです。
鳥見のポイントへの行き帰りやポイント間の移動の途中で寄り道して食べるには、
地下鉄丸の内線の南阿佐ヶ谷駅・・・っていうか荻窪方面はちょっと・・・(笑)。
この近辺と“接続の良い”鳥見ポイントをどなたかご存じないでしょうか?(汗)
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