中継される訳ですが、それを見る度に思うことが・・・。
それは記者の質問の仕方。
被災者が今、そしてこれからを生き抜く為に必要な情報を引き出すならともかく、
この非常事態において責任を追及したりその所在を問い詰めてる場合ではないはず。
あと、諸々の発言の揚げ足をとるのも同様。
物事の順序を考えるべきであり、いい加減に目を覚まして欲しい。
今日は船橋郵便局に立ち寄る用事が発生したので、郵便局の並びにある
「拉麺 阿修羅」に食べに行きました。
店の前の券売機で看板メニューっぽいあじ玉胡麻らーめん(800円)の
食券を購入して店に入り、食券を店員さんに渡して待ちました。
出て来たのは動物系と魚介系、和風だしを合わせたスープにゴマとニンニク油をきかせたものに
中太縮れ麺が入り、チャーシュー、ネギ、シソ、メンマ、白ゴマ、黒ゴマ、味玉が乗った一杯でした。
スープはベースこそ確かに修行先の「麺屋武蔵」に近い感じですが、
ゴマの使い方がいわゆる坦々麺とは違う独特の使い方で、なおかつニンニク油と
シソの香りがきいているのもあってかなり独特の味わいです。
麺はコシがしっかりあり、スープの持ち上げも良好です。
チャーシューはほど良い歯応えと柔らかさを楽しめ、味付けも濃過ぎず薄過ぎず、
スープの味を邪魔しない逸品で、タレの味を色々変えてもミスマッチになることがなさそうです。
半熟より固ゆで寄りの味玉は見た目が凄い濃い味を連想させるのですが、
実際にはそれほど濃くありません。スープの味をぶち壊さないバランス感覚は
やはり名店と呼ばれる店で培われたからなのでしょうか。
ただ、味玉って言うよりは燻玉っていう雰囲気でしたが・・・。
全体的にはベースをしっかり作った上でオリジナリティを確立していると感じましたが、
評価が割れるとすればこのオリジナリティの部分でしょうか。
個性と見るかクセと見るか、好き嫌いが結構はっきり分かれそうな気がしました。
あと、残念なのは“ラーメン義援隊”の義援金募金箱がまだ設置されていなかったことです。
今日は募金する気満々で敢えて船橋郵便局で用事を済ませて食べに行くという道順を選択したのですが・・・。
※あの地震発生以降、拙ブログでネタにしたラーメン屋は全て“ラーメン義援隊”に参加している店です。
今回は11時5分頃に店の前に着いたのですが、今の状況を反映してか、
まだシャッターが上がっておらず、店員さんも開けようか開けまいか
店の外に出て思案している様子でしたが、何のためらいもなく入店。
店内の券売機で特製らーめん(880円)と五反田に移転してからの新トッピング、
アーモンドラー油(50円)の食券を買ってカウンター越しに店の人に渡しました。
出て来たのは豚骨魚介のWスープに中太縮れ麺が入り、チャーシュー、海苔、
メンマ、刻みタマネギ、味玉が乗った一杯で、別の小皿に砕いたアーモンドが
入ったラー油が入って出て来ました。
スープは相変わらず動物系の濃厚さと魚介系の香りが立っているのですが、
今日は節系の味を強く感じます。麺はモチモチした食感でスープの持ち上げも良好です。
チャーシューは濃過ぎず薄過ぎずほど良い味付けで、味玉は半熟よりやや固ゆで寄りですが、
黄身はゼリー状になっていて、心持ち甘めの味付がスープの味にマッチしています。
厚切りのメンマは丁寧に戻してあり、刻みタマネギの食感と甘味がアクセントになっています。
追加トッピングで頼んだアーモンドラー油ですが、これを丼に投入すると
スープがちょっとピリ辛な味に変化しました。アーモンドは食感の変化を
狙ったものでしょうか?ラー油の量が適正なので、辛くなり過ぎないのがグッドです。
が、ベースの味が分かりにくくなるので、敢えてつけなくても良かったかも知れません。
全体的には物足りなさを感じさせない、しっかりした味わいですが、それでいて
食べた後はさっぱりしていて変に腹にもたれたりしない一杯でした。