今日から6月定例会が開かれました。今日は執行部からの議案提案と、一般質問の通告締め切りが主な活動です。また、午後からは各派代表者会議(市民に非公開)が開かれ、先だって提案したNTT西日本研修センタ跡地に関する議員間討議について、継続して議会で議論をするかどうかも話し合われていました。
議案のほうでは、やはりNTT西日本研修センタ跡地に関する補正予算を含む3議案について、非常に関心を持つところですし、議会としてもしっかり議論をすべきところと考えています。
しかし議員間討議に関して、話に聞くところでは、手続きなども含めて私たちに不手際があり、そのようなことも踏まえながら各派代表者会議で、継続的に議論する必要がないという結果になりました。
今回の流れでも感じたのですが、会派制をとっているからと、会派で報告を受ければいいという考え方は、非常に偏狭な考え方ではないでしょうか。各派代表者会議は会派長が出ているのであるから、会派長から報告を受ければよいとして、市民に非公開というだけではなく、議員の傍聴もできない仕組みになっていることになにも疑問を持たないことは、一人ひとりが選挙で選ばれた議員として本当にそれでいいのかと思います。
自分の目で見、自分の耳で聞き、その場の空気を感じ取り、自分で考察しながら考えをまとめ、一人の議員として判断することは非常に重要ではないでしょうか。会派制を前提にする以上に、議員としてはこのことが優先されるべきと思います。
また、多様な意見が議会の中にはある、議員はそれぞれ多様な考えを持っていることも確かなことです。しかし、多様な考えを議論することなく多様なままにしておくのであれば、それは議会として議論の場であるということを放棄してしまうことになるのではないかと思います。多様な意見や考えを議論でぶつけあいながら、議会としての考えとしてまとめていくということがこれからの議会に求められていることは、他市町の議会の動きの中にもあることです。議会が議決だけを行う場であるという考えがあるとすれば、そのことは考えなおされるべきではないでしょうか。
話を戻してNTT研修センタ跡地のことですが、過去私は一般質問で活用法を提案をしたり、問題点を提起したりしています。平成16年にNTT西日本研修センタ跡地土地利用転換計画が策定されていることから、計画についての再評価と検討も求めています。
あれだけの広い空間を一度手放すことになれば、鈴鹿市が人口の集中する地域でそのような空間を持つことは不可能でしょう。そういう意味では、鈴鹿市は全体を購入するという前提で考えるべきです。
議会はチェック機関であるという考えは大切と思います。しかし、それは受け身のチェックばかりではなく、積極的なチェックも考えに入れるべきです。今回、NTT研修センタ関連のことについても、議案として出されたから議会として考えられるという考えがあることは、まちがいではないと思いますが、それでいいのかという思いはどうしてもぬぐえません。
議員間討議の場がなくなり、NTT西日本研修センタ跡地の活用について、どのように他の議員の方々が市民にとってより良い形での活用を考えているのか、それともそのような議論は必要でないと考えているのかなどを聞くことができなくなったことは非常に残念です。
一般質問や質疑、委員会での議案審議と討論で、そのあたりがどう垣間見えるのかと思っています。
こういうことを考えている今の季節、鈴鹿は黄金色に実る麦と緑が深まる稲が、同時にある風景がきれいだなと思います。写真は13階から東側の景色、一ノ宮箕田方面に向けて撮ったものです。
議案のほうでは、やはりNTT西日本研修センタ跡地に関する補正予算を含む3議案について、非常に関心を持つところですし、議会としてもしっかり議論をすべきところと考えています。
しかし議員間討議に関して、話に聞くところでは、手続きなども含めて私たちに不手際があり、そのようなことも踏まえながら各派代表者会議で、継続的に議論する必要がないという結果になりました。
今回の流れでも感じたのですが、会派制をとっているからと、会派で報告を受ければいいという考え方は、非常に偏狭な考え方ではないでしょうか。各派代表者会議は会派長が出ているのであるから、会派長から報告を受ければよいとして、市民に非公開というだけではなく、議員の傍聴もできない仕組みになっていることになにも疑問を持たないことは、一人ひとりが選挙で選ばれた議員として本当にそれでいいのかと思います。
自分の目で見、自分の耳で聞き、その場の空気を感じ取り、自分で考察しながら考えをまとめ、一人の議員として判断することは非常に重要ではないでしょうか。会派制を前提にする以上に、議員としてはこのことが優先されるべきと思います。
また、多様な意見が議会の中にはある、議員はそれぞれ多様な考えを持っていることも確かなことです。しかし、多様な考えを議論することなく多様なままにしておくのであれば、それは議会として議論の場であるということを放棄してしまうことになるのではないかと思います。多様な意見や考えを議論でぶつけあいながら、議会としての考えとしてまとめていくということがこれからの議会に求められていることは、他市町の議会の動きの中にもあることです。議会が議決だけを行う場であるという考えがあるとすれば、そのことは考えなおされるべきではないでしょうか。
話を戻してNTT研修センタ跡地のことですが、過去私は一般質問で活用法を提案をしたり、問題点を提起したりしています。平成16年にNTT西日本研修センタ跡地土地利用転換計画が策定されていることから、計画についての再評価と検討も求めています。
あれだけの広い空間を一度手放すことになれば、鈴鹿市が人口の集中する地域でそのような空間を持つことは不可能でしょう。そういう意味では、鈴鹿市は全体を購入するという前提で考えるべきです。
議会はチェック機関であるという考えは大切と思います。しかし、それは受け身のチェックばかりではなく、積極的なチェックも考えに入れるべきです。今回、NTT研修センタ関連のことについても、議案として出されたから議会として考えられるという考えがあることは、まちがいではないと思いますが、それでいいのかという思いはどうしてもぬぐえません。
議員間討議の場がなくなり、NTT西日本研修センタ跡地の活用について、どのように他の議員の方々が市民にとってより良い形での活用を考えているのか、それともそのような議論は必要でないと考えているのかなどを聞くことができなくなったことは非常に残念です。
一般質問や質疑、委員会での議案審議と討論で、そのあたりがどう垣間見えるのかと思っています。
こういうことを考えている今の季節、鈴鹿は黄金色に実る麦と緑が深まる稲が、同時にある風景がきれいだなと思います。写真は13階から東側の景色、一ノ宮箕田方面に向けて撮ったものです。