防災公園に関する3議案について、予算決算委員会の動向を考えると、このまま可決に至りそうな空気を感じます。私としてはこの3議案について、その理由は先だっても書いたところですが、鈴鹿市議会は慎重に審議するべきだと思います。
私は、これらの議案については継続審議にするべきと考えますし、継続審議にした上で市民の意見を聴く時間と、議会できちんと調査する時間を持った上で、再度議案として提出するように行政に求めるべきと思いますので、今議会での議決には賛成しかねます。
ここで重要になると思うのは、議会の役割とはどういうことなのかということです。
行政は早期着工が市民のためになるという論調ですが、それであれば、薬学部設置が決定した際にその結論を出すことができたはずで、その頃はリーマンショック前であり、財政調整基金の残高もかなりある時期でした。その時になにも動いていないものを、ここで急に早くしなければいけないという論調は、早期整備以外に理由があるからと考えられるのではないでしょうか。
たしかに、防災公園の整備ということについては反対のしにくい内容ではありますが、その内容を精査しなければいけないと考えます。本当に市が議会に報告してきたような整備を市民が求めているのか、そのための整備に30億円もの総事業費を想定し、それに基づいた補正予算を出してきていることに議会がそのままのってよいとは思いません。
また、URの直接施工ということについても、この事業費の中から2億円をURの事務費として考えているのであれば、工事内容を精査することで、URが関わらなくても公園整備はできるはずです。
また、URが地域性を考慮して入札を行うと言っているとしても、市役所がURの入札基準について意見をすることができるはずもなく、議会から申し入れをしていると言っても、それは確約されているものではなく、その後の運用について議会がチェックを入れられるという性格のものでもないはずです。
そして、これらの議案については、行政が想定したタイムスケジュールに沿って考えられているものであり、完成時期が遅れても問題があるものでもなく、なにも今議会で絶対に議決を必要とはしていないものであることは、質疑でも明らかになっていることです。
議会は行政のチェック機関といいますが、できる場面で行政に対してブレーキをかけることのできない議会が、そのことを考えられない議会が、行政をきちんとチェックすることはできないと思います。
申し入れ的な発言は重みがないものであり、議会としての役割は、議決に重さを持たせることだと思います。ですから、いくら委員会などで申し入れをしたとしても、言い訳で済ませられる状況であり、やはり、審議と議員間での討議の上で、きちんと責任を追及できる形にまとめて議決を行うということが必要だと思いますし、それが市民に対する議会の議員の責任と考えます。
私は、これらの議案については継続審議にするべきと考えますし、継続審議にした上で市民の意見を聴く時間と、議会できちんと調査する時間を持った上で、再度議案として提出するように行政に求めるべきと思いますので、今議会での議決には賛成しかねます。
ここで重要になると思うのは、議会の役割とはどういうことなのかということです。
行政は早期着工が市民のためになるという論調ですが、それであれば、薬学部設置が決定した際にその結論を出すことができたはずで、その頃はリーマンショック前であり、財政調整基金の残高もかなりある時期でした。その時になにも動いていないものを、ここで急に早くしなければいけないという論調は、早期整備以外に理由があるからと考えられるのではないでしょうか。
たしかに、防災公園の整備ということについては反対のしにくい内容ではありますが、その内容を精査しなければいけないと考えます。本当に市が議会に報告してきたような整備を市民が求めているのか、そのための整備に30億円もの総事業費を想定し、それに基づいた補正予算を出してきていることに議会がそのままのってよいとは思いません。
また、URの直接施工ということについても、この事業費の中から2億円をURの事務費として考えているのであれば、工事内容を精査することで、URが関わらなくても公園整備はできるはずです。
また、URが地域性を考慮して入札を行うと言っているとしても、市役所がURの入札基準について意見をすることができるはずもなく、議会から申し入れをしていると言っても、それは確約されているものではなく、その後の運用について議会がチェックを入れられるという性格のものでもないはずです。
そして、これらの議案については、行政が想定したタイムスケジュールに沿って考えられているものであり、完成時期が遅れても問題があるものでもなく、なにも今議会で絶対に議決を必要とはしていないものであることは、質疑でも明らかになっていることです。
議会は行政のチェック機関といいますが、できる場面で行政に対してブレーキをかけることのできない議会が、そのことを考えられない議会が、行政をきちんとチェックすることはできないと思います。
申し入れ的な発言は重みがないものであり、議会としての役割は、議決に重さを持たせることだと思います。ですから、いくら委員会などで申し入れをしたとしても、言い訳で済ませられる状況であり、やはり、審議と議員間での討議の上で、きちんと責任を追及できる形にまとめて議決を行うということが必要だと思いますし、それが市民に対する議会の議員の責任と考えます。