鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

市民の声は・・・?

2010年06月15日 22時06分28秒 | Weblog
3議案に関連して、戦争遺跡を保存する会の方々の活動に対して、印刷物を見る程度でどのように考えるのかなどを議会として聞いているわけではありません。また、市民の方々にどのような意見や考えがあるのか、議会として調査したわけでもありません。

平成16年に開催された説明会での市民意見について、2期目以上の議員の方々は目を通されているとは思いますが、どのように考えているのか。その当時から関心を持つ市民があっても、そのような市民の声は行政の中に吸い込まれてしまい表にも出ていないのではないでしょうか。

このように大きな計画、また跡地については、市民生活への影響が大きいことはもちろん、方向性次第では鈴鹿市の活性化にも大きな意味を持つはずです。
それはとりもなおさず、議会が市民の声をどう聴くかということが問われているのではないでしょうか。
個々の議員は選挙で投票していただいた有権者の方々から負託されており、もって市民意見を集めているのと同じという考えは、もしかすると危険な考えになりはしないでしょうか。

やはり、議会が市民の声を聴くということが必要だと思います。
それなくして市民とつながる議会はありえないのではないか。そう考えます。
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朗報 のち不安

2010年06月15日 21時35分24秒 | Weblog
今日は午前中に議会運営委員会と各派代表者会議があり、提案していた質疑と討論について、自分の分についてですが、ビデオ録画とネット配信が認められました。
さっそく明日、質疑がありますので録画し、配信をしたいと思います。

午後からは、議会改革特別委員会の正副委員長と事務局との下打ち合わせを行いました。7月8日に委員会が開かれますが、この際、講師を招いての勉強会を提案したいと思っています。その後、農業を考える議員の会に出席し、現在策定をしようとしている条例案の検討をしていました。

さて、今議会での注目点と考えているNTT西日本研修センタ跡地に関係する防災公園整備3議案についてですが、いろいろと話をしていると、どうも今のところの情勢としては、条件付き可決であるとか、付帯決議を行うとかであるとかの方向が、議員の中でも多そうな情勢です。

今回の議案に関係してですが、私は議会として調査としっかりと議論することが必要と考えています。防災公園ということ自体は否定するものではないにしても、あまりにも情報が少ないことと、本当に市民にとってよいのかどうかを判断するには時間が短いと考えます。
補正予算で19億円が算出され、その工事の施工に関しては、URの直接施工であることなど、議決には議論が必要であると同時に、市民の意見をどうくみ上げるかがポイントだと思います。

事業としては早期に着手するほうがよいと考えることもできるでしょうが、いくら早期に着手しても、結果として鈴鹿市にとって、鈴鹿市民にとってプラスの点がさほどでないのであれば、早期着手に踏み切ることは、長期的な視点から見たときにマイナスになることもあるからです。

平成16年にNTT西日本研修センタ跡地土地利用転換計画が策定されてから、市は計画策定の事業主体でありながら、「紳士協定」「民間の土地」を理由に、積極的には動いてこなかったことがあります。
(転換計画 → http://www.city.suzuka.lg.jp/kouhou/gyosei/open/shiryou/hakkobutsu/ntt.)
しかし、考えていただければと思いますが、その当時と社会情勢は変わっています。また、これからの子供たち、次世代のために私たちがなにをしていくべきかを考えたとき、議会が問われるものは大きいはずです。

その点が質疑でどのように取り上げられ、建設水道常任委員会でどのように審議され、予算決算委員会でもどのように議論されるのか、それに基づいて議場でどのような討論がなされ、どのような形で議決に至るのか、市行政と議会の説明責任は、ここの議員の説明責任は、議決に対する責任意識はなど、市民にとっても非常に重要なことになるのではないかと思っています。
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