鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

本会議最終日

2010年06月25日 18時11分18秒 | Weblog
実は昨日ブログの下書きをしながらUPするのを忘れていました。
ので、この内容は昨日の昼に書いた内容になります。

過去何度も書いてきた防災公園に関する3議案ですが、討論では原田議員、私、杉本議員が3議案全部反対、森川議員が1議案に反対という形で臨みました。

議案第36号鈴鹿市一般会計補正予算、議案第40号都市公園の区域の認定についての2議案について、私を含めたすずか倶楽部4名(後藤光雄議員、原田勝二議員、南条雄士議員)と、杉本議員、板倉議員、市川(哲)議員、中村議員の計8名が反対にまわりました。
議案41号のURへの事業委託に関する議案では、上記の議員に共産党議員が加わり10名が反対を表明しました。

反対討論の中では、やはり総事業費30億円についての妥当性、この経済情勢の中、次の世代にツケをまわすのは良くないという論調がそれぞれの中に出されるとともに、URとの契約の不透明さを指摘する討論もありました。
対して、賛成討論については、市の担当部の主張を聞くような感じに聞こえ、本当にそれでよいのか考えているのかと思いました。

常任委員会で賛成とした会派のすべてが討論に出ているわけではなく、ひとつの会派だけが討論に参加ということでしたが、常任委員会の質疑で行政に申し入れを行うことと、本会議で賛成討論を行って行政に釘を刺すこととが混在しているのが違和感を感じます。

今回の議決では、URと市が締結するという工事の協定書について、議会として何も意見をしておらず、また南側用地についても、旭が丘小グランド拡張の可能性についてもなにも意見を付与せず、格納庫の保全についてもなにも意見をしない形で、総額30億円(うち国庫負担金11億円)の議案を議決してしまったということです。

議会は議決を通じて行政のチェックを行うべき機関と思います。わかったつもりになって意見をせずに、後でチャック機関だと問題点をあげることになるとすれば、議会の存在意義が薄れるのではないかと思います。


本会議終了後、午後から全員協議会と議会広報広聴委員会が開かれました。広報広聴委員会では、議会最終日も放送するべきではと意見しましたが、議会だよりへの討論のダイジェスト掲載はどうかという意見も含めて、積極的議論をするという雰囲気ではなかったです。
が、会派への持ち帰り事項となったことで、少しでもなにか変えることができるのではないかと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする