鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

相撲協会に対する対応

2010年07月07日 02時27分32秒 | Weblog
今日、今回の野球賭博に関連して、NHKが大相撲名古屋場所の生放送を取りやめるということになりました。視聴者アンケートでも6割以上の方が放送を取りやめるべきという意見であったとのことで、それからすれば放送中止決定はいたしかたないことあと思います。
個人的にも、このような問題が起こったことを受けて、名古屋場所の放送については取りやめるべきと思います。放送するについて放映権が発生して、相撲協会への支払いが生じるならなおさらではないでしょうか。

たしかに、放送を楽しみにしていらっしゃる方がいることも一方ではあるでしょうが、今回のような事件を受けては、放送について取りやめるべきことと思います。その理由としては、現在出ている処分についても相撲協会が決めたというもので、トカゲのしっぽ切りのような様相も感じられますし、まだはっきりと立件されていないことが多く、賭博に関連した行動については、かなり浸透していると思うからです。
やはり、検察の調査をきちんとした上で、放送も考えるべきではないでしょうか。

ただ、今回のようなことに手を出すこともなく、真摯に相撲に取り組んできている力士の方々については、相撲の場があることは必要でありますし重要だと思います。その点では、名古屋場所の開催は妥当な判断ではないかと思います。
こういうときだからこそ、本当にまじめに取り組んでいる人たちに光が当たるべきです。

しかし、2月の理事長選挙からですが、相撲協会の閉鎖的な体質が色濃く出ていると思います。過去からそうだったのかもしれませんが、国技という言葉の後ろで、旧態依然とした価値観がまかり通ってしまう、いわゆる普通の市民感覚からかけ離れたものになってしまっているのかもしれません。
そのような価値観や感覚を、あらためて見直すべき時期であることには間違いがないと思います。またうやむやにしてしまっては、おそらく影の部分をより見えなくするような動きになるだけで、本質的には変わらないのではないでしょうか。
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