鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

尖閣ビデオ流出

2010年11月05日 18時41分23秒 | Weblog
今朝のyoutubeでの尖閣諸島での事件動画の流出について、いろいろなことがテレビでも取り上げられていましたが、その中でも気になったことが、情報‘漏洩’に問題があるとしていた論調です。
たしかに機密情報が出たということは、それはそれで問題の部分があることは否定しません。しかし、そのことばかりを取り上げる論調の国会議員がいたことは、別の意味で問題があると思います。

先に国会議員に対して公開された動画を見て、さほど問題がないというようなことを言っていた議員が、‘漏洩’に問題があると言っていたのですが、情報漏洩以前に、あの動画を見て中国船の取った行動が問題だと認識しないのであれば、そのことのほうが問題のはずです。
しかも、中国が国内で説明していた内容は、まったく実際と違うことであり、その点でも二国間関係において、中国の姿勢に大きな問題があることはまちがいないでしょう。

ともかく、動画を見た素直な感想は、船長拘束時にこの動画を公開して、拘束の理由を明確にしていれば、あれほどの問題になっていなかったのではないかということです。だからこそ、公開しなかったことにも違和感を覚えました。
また、海上保安庁の船舶に対するあのような行為について、結果として被害者や犠牲者がいなかったとして政府が問題としなかったというのであれば、そのこと自体にも大きな問題をはらむことになるのではないかと思います。

もし、船舶沈没などの事態があったとしたら、どのような対応を政府はしていたのか…
日中関係と国民の生命とどちらが大切と考えているのか…
不安はぬぐえません。

そして、日本でも中国でも共通していると感じるのが、情報について‘操作’をしているということです。情報‘漏洩’も問題でしょうが、国家による情報‘操作’も同じくらいかそれ以上に問題ではないでしょうか。
その点について、奇しくも昨日のNHKでウィキリークスが取り上げられていたことは、非常に示唆するものがあったのかもしれません。
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尖閣事件

2010年11月05日 00時52分23秒 | Weblog
今の時間、5日の朝1時ですが、ネットを見ていたら、尖閣事件のビデオがyoutubeに流出していました。
本物であるとすれば相当なことなのですが、実際にぶつかってくるところを見る限り、かなり問題のある行動のはずです。このことを意図的に隠したのであれば、政府の対応としてどうなのかなと思わざるを得ないのではないでしょうか。
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