鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

ゾマホン

2010年11月12日 19時39分35秒 | Weblog
ゾマホンの話に入る前に

今日は、午後からは愛宕小学校の研究授業発表でした。研究主題は「基礎的な力を大切にしながら、考えを伝え合い深め合う子をめざして」として、読書活動と国語授業を通じて、子どもたちの学習への取り組みや、生きる力につながることを目的としたものでした。授業については、複数の教室を見て回ったのですが、やはり国語という科目の特性からか、通してみないとわからないと思いました。


子どもたちの授業を見学した後は全体会となり、三重大付属小学校校長の橋本博孝氏による講演がありました。国語の授業、教科を通じて子どもたちになにが伝えられるか、「授業で物語を読む意味」と題した話で、印象に残った言葉は「違う感じ方をしている他者との出会いが人格をふくらませる」ということです。「考え方」ではなく‘感じ方’ということ、そのことに共感するものがありました。

夜は鈴鹿青年会議所主催の公開例会「国際人への第一歩」を聞いています。今日の例会では、テレビ等で有名なベナン共和国のゾマホン氏の講演がありました。内容はというと、語り口調はテレビでのそれでした。独特のテンポで話す内容は、自分の国と文化を大切にというメッセージが散りばめられ印象に残るものでした。

私たちに続く子どもたちのためにも、この国の文化、まちを守る。
ゾマホン氏はこのまちの政治家にも言いたいと話しました。その一言は、私にとって自分に突きつけられた言葉のように感じました。
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拓殖大学地方政治センター

2010年11月12日 18時45分30秒 | Weblog
昨日は名古屋市で拓殖大学地方政治センターの竹下譲先生に呼び掛けで東海地方の地方議員の勉強会が開催され、それに参加していました。
集まりには、竹下教授をはじめとして、並河信乃拓殖大学教授、三谷三重県議会議長、大府市議鷹羽さん、北名古屋市議桂川さん、瀬戸市議臼井さん、松阪市議海住さんと植松さん、神奈川県議菅原さん、鈴鹿市議杉本さん、東郷町議神谷さん、常滑市議井上さん、恵那市議安藤さん、私といったメンバーが参加していました。


午後1時半からはじまった話し合いは、現在の議会の状況や、個々に思うところを自由に発言、それに対して皆で意見を交わす形で、非常に熱のはいった会議を5時までしていました。
国でも地方政治のあり方が議論され、地方議会のあり方も問われているが、果たして今の議会でできること、いまの制度を使いきっているのか?現在の問題は、仕組みの問題なのか、各々の議員の技量の問題なのか、などなど尽きることはありませんでした。

私も議員となり議会に携わるようになって4年目、議会の可能性と限界を感じながら、年を重ねるほどに、市民として見て考えていた理想としての議会と、実際に身を置く議会の現状のギャップにもどかしさをおぼえています。
いろいろな勉強会で出会う、同じ立場、1期目の他地方議員の方々も同じようにギャップを感じている人が多く、その話を聞きながら、意見を交換しながら、自分のまちで市民と議会のあり方を問い直し、よりよいものにしたいと思います。
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