鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

3月一般質問から・・・公募メニューについて

2013年03月11日 16時37分12秒 | Weblog
3月一般質問で、給食に公募メニューを取り入れてはという観点で質問しました。
主旨は、公募メニューから津市の津ギョーザのようにB級グルメの展開につながるのではないか、また、メニューを公募することで市内飲食業と連携して、地域活性化につながるのではないかということです。

答弁では、昨年、こうなごグランプリが行われ、そこで市長賞を獲得した「磯の香しゅうまい」が11月30日に提供されたことを例に、募集期間と応募案についての検討期間を勘案して、年に数回は可能とありました。
ただ、教育委員会主導としてではなく、市内業者の方々や公民館などと協働して、給食メニューとして活用するように考えるということでした。

そこで、その案内をホームページ等にさっそく公開してもらうように、質問の中で伝えたところ、教育委員会がフェイスブックページとホームページに掲載してくれました。
このように迅速な動きはありがたいですね。

公募メニューにご関心のある方、ぜひ、あたためている企画案などを教育委員会に提案してみてください。

鈴鹿市教育委員会ホームページ

鈴鹿市教育委員会フェイスブックページ

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3月論点についての考察

2013年03月11日 13時58分05秒 | Weblog
前回のブログで3月議会の自分なりの論点を書きました。
その内容について少し補足する考えを、日経ビジネスオンラインの記事から引用させていただきながら、書き足したいと思います。
記事のタイトルは
「変化適応力を高めるため代替シナリオの用意を」
 筆者:御立 尚資氏

です。

ここで前回の振り返りとして、これから10年、20年先の鈴鹿市における、人口動態、高齢化率、税収見通し、義務的経費、普通建設費についてどのような予測をしているかですが・・・
●人口動態 … コーホート変化率法で平成33年までの推計で人口は微減と予測。20年後の推計は行っていない。
●高齢化率 … 現在約20%、平成33年には約24%と予想。
●税収見通し … 10年、20年先という長期的推計はない。税の変動もあり、予測は難しい。横ばいか微増ではないかと予想。
●義務的経費 … 財政計画上、横ばい予測。
●普通建設費 … 財政計画上、年間55億円。
となっています。

これは記事中にある表現をお借りすると、鈴鹿市における一定の前提を置いたメインシナリオの、一定の前提部分で、これに沿って計画が策定されているということになります。

ここで考えたいのは、この予想自体がかなり甘いのではないかということです。ここ10年、少なくとも直近5年間の世の中の動きを考えると、これからの世の中を考えるとき非常に不確定要素が多いことは、皆さんご想像できるところではないでしょうか。
例えば、東海・東南海・南海地震の発生の可能性、東アジア地域での不安定な動き、高齢化社会の一層の進展などなど、大きな変化を招く要因はいろいろ考えられます。

ここで私たちが考えるべきなのは、文中の表現を引用させていただくと『メインシナリオ以外に、一定の発生確率があり、しかも業界や自社にとって甚大な影響が(プラス・マイナス両方向で)起こる」シナリオを1、2本作るだけでも、変化適応力は大いに高まるはずだ。』ということです。

マイナス方向のシナリオを考えないまま、大きな事業を行うとすると、もしマイナス方向に物事が動いたとき、その変化に対応する選択肢がかなり制限されるのではないでしょうか。
少なくとも、将来の選択肢が制限されるというリスクについてのシナリオも共有した上で、大きな事業は進められるべきと考えるのです。
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